夫婦で料理 ページ32
「〜...♪」
渚桜「...お母さんが料理してる。久しぶりに見れた。」
奏汰「僕たちも手伝います♪」
「おっ、手伝う?奏汰くんと薫くんの腕前も見せてもらおうかねぇ♪」
松陽「Aがいない間に、私も相当鍛えましたからね。何百年も練習した私に勝てると思ってるので?」
薫「お父さん、セリフはカッコいいのに手に包丁が刺さってますよ。」
「うっわ、上達どころか退化じゃん。炊飯器に入ってるダークマターは何?」
松陽「米ですよ?」
「退化どころの騒ぎじゃない...松陽、料理教室通いなよ。」
松陽「出禁になりました。」
「草しかない。」
笑聖「サユリの料理が一番だ...」
サユリ「ふふっ、久しぶりに二人で食事ね♪あなたに美味しいって言ってもらえて嬉しいわ。」
笑聖「...最初は素直に言えなかったんだ。母さんの料理が美味しいって、そう言ってサユリを無意識に傷つけて...ようやく素直に言えたよ。」
サユリ「危うく泣いちゃうところだったわ。笑聖、これからも私を一番にしてくれる?」
笑聖「お前だけじゃなく、舞彩も一番だよ。...もうすぐ産まれる、もう一人の子供もな。」
サユリ「うん...ありがとう。笑聖くんのお母さんに伝えてくれる?家事もあなたには負けませんよってね♪」
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作者名:琲世 | 作成日時:2020年10月21日 18時