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三日月宗近「そいつから離れろ。じじいの敵だ。」
笑聖「無理だ。三日月宗近、お前に任せたら本当に母さんが死んでしまう。その前にあの女が止めそうだけどな。」
アドミニストレータ「あら...わかってるじゃない。」
笑聖「今日のところは退いてもらえないか?今週は仕事があるんだ。」
アドミニストレータ「私が黙って退くわけないでしょう?そうねぇ...その可愛いお人形を止めれたら、今日は帰ってあげる。さっさと始めなさい。」
笑聖「ということだ、三日月宗近。俺が刃から手を離したら、すぐに母さんを止めろ!俺も罠を仕掛ける!」
三日月宗近「ふむ...こいつは不老不死だ。全身突き刺してでも止めていいか?」
笑聖「死なないなら構わない!」
____一時間前
松陽「うーん...激辛シチュー...無理です...」
憂「お兄ちゃぁぁぁん!!!」
笑聖「ごふぁっ!?無理無理骨折れるよ窒息死するよ顎の骨折れたぁぁぁ!!!」
憂「お兄ちゃんっ...お母さんが出ていった...絶対に私のせいです...!」
笑聖「と、とりあえず顎の骨を直させて...」
憂「直しながらでいいから聞いてください!他の人は悪夢にうなされていて、全然起きないんですよっっ!!!」
母さんがもっと自分たちの成長を見守りたかったこと、酒を飲みたかったこと...それだけを言い残して出ていったことを憂から聞いた。
弟と妹の願いはできるだけ聞いてあげたい。叶えてあげたい。そのためにも...俺のためにも深夜に家を出た。ちょっとだけ女の恐ろしい視線を感じた気がするけど、全力で無視はした。
夏蓮「...お姉ちゃんも行ってくるね。お兄ちゃんって本当に死にやすいからさぁ...」
憂「お姉ちゃん、むしろ殺そうとしてるんじゃ...?」
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作者名:琲世 | 作成日時:2020年9月25日 12時