16色 ページ18
your side
『へ?』
こ「僕は今返事したいの!もう返事はわかってるだろうけどさ……?」
何言ってるのかよくわからないまま時が過ぎた
まぁ、当然あの方がくるわけなんだけどね
未「ころんくん?星野さんと何してるの?」
こ「あ、ちょうどよかった。未来もここにいて」
未「いいけど?」
杉野さんは私を見て不機嫌そうにそう言った
いじめられるの怖いなぁ
でも、気持ちに限りができるならそれでいいや
こ「Aの告白の返事ね。
僕もAが好き。
だからよかったら付き合わせてください!」
『そーだよね、私なんか……って、え?』
こ「2回は言わないかんな」
私の頰が赤く染まっていく
単純に嬉しい
未「ころんくん。それ、どういう意味?」
いつもよりずっと低い声で杉野さんが言った
正直怖い
こ「そのままの意味だよ。
もう未来には縛られない。
僕は僕の気持ちに正直になりたいから!」
すぐに杉野さんは舌打ちをしてからどこかへ行った
そうだ、返事しなきゃ
ころんが勇気出したんだから私も……!
『ころん!私もころんが大好き!これからよろしくお願いします!』
気付いた時にはころんの腕の中にいた
ずっと欲しかった暖かさ
落ち着くこの感じ
こ「やっと付き合えた!もう嘘つかない」
『私も!』
その後2人でたくさん話してたくさん笑った
すれ違いの先にあったもの
それはきっと1番大事で幸せなものだった
*end*
77人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
MgO(プロフ) - #しゆさん» 読んでいたかありがとうございます!これからもたくさん見守ってください!(?) (2019年3月16日 8時) (レス) id: 640e6a63df (このIDを非表示/違反報告)
#しゆ(プロフ) - あっ、あっ、あっ()連載お疲れさまでした…!作者さんの作品陰ながら読んでる者です…、これからも陰として見守り続けます! (2019年3月15日 21時) (レス) id: 985855d98e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:るたお | 作成日時:2019年2月16日 23時