10色 ページ12
your side
1週間後にころんは学校に来た
大した怪我にならなかったらしい
運がいいよなぁ
さ「ころん大丈夫か?!」
な「なんかあったら話聞くで」
隣でころんくんにいつもの人たちが集まっていた
ふところんと目が合う
こ「あ、病室に来てたやつ。隣だったんだ」
る「ころちゃん、覚えてないんですか……?」
『るぅと君、そういう事にしといて』
そう言い残して私は机に伏せた
隣でころんの不思議そうにしているのがわかる
ごめんね、そう呟いたのは私以外知らない
授業が終わり放課後
ころんと杉野さんが話しながら教室を出ていった
る「Aちゃん、話し聞かせて?」
『るぅと君……』
その後記憶喪失で私のことを忘れていること
杉野さんのこと
なんとなく全部話してしまった
る「実は、僕ちょっと前にころちゃんから相談されてて、未来ちゃんのことで」
『そうだったんだ。けど、ころんには私のことを思い出して欲しくないから。ごめんね』
る「そーですか、わかりました!無理しないでくださいね?」
るぅと君は優しいよね
いつも気にかけてくれる
ふところんの顔が浮かんだ
あぁ、私は君から離れられないのか_____
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MgO(プロフ) - #しゆさん» 読んでいたかありがとうございます!これからもたくさん見守ってください!(?) (2019年3月16日 8時) (レス) id: 640e6a63df (このIDを非表示/違反報告)
#しゆ(プロフ) - あっ、あっ、あっ()連載お疲れさまでした…!作者さんの作品陰ながら読んでる者です…、これからも陰として見守り続けます! (2019年3月15日 21時) (レス) id: 985855d98e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るたお | 作成日時:2019年2月16日 23時