ヒロインなんて実在しない！

迷子 ページ29

Aside

ナンパマン1「君可愛いね」

ナンパマン2「俺たちとあっちで遊ばない？」


はい、今の状況を説明しましょう


ころんとお祭り会場に来た
↓
金魚すくいやってたらはぐれた
↓
迷子になった
↓
ナンパされた


自分で説明しててワケわかんないんだけどw

ちょ、男だけど女装してるとでも言ってみるか、男の子っぽい声で


「私、というか僕、女装してる男ですよ？」

ナンパマン1「は？なんだよ、いくぞ」

ナンパマン2「やっと可愛い子いたと思ったら男かよ」


めっちゃ上手くいったんだけどwwww

はー、面白いww我ながら天才だよねww


こ「Aやっと見つけた！」

「ころん、めっちゃ息切れてるねw」

こ「Aが迷子になるからだろーが！」

「スミマセン
　あっ、じゃあ、わたあめ奢ってあげるよ！それで許して」


ころんの顔が赤くなってく、、

なんで？今涼しいと思うんだが、、


「顔赤いけど熱でもあるの？今初夏だけどw」

わたしはころんの額に手を伸ばした

「熱はないね、やっぱころん暑がりなんだねww」

こ「後で一泡ふかせてやる……」

「え？」


ほんとに意味わかんないよねww

まぁ、わかりたくもない気はするけどwwww


こ「あ、花火始まるよ？あっちの人少ない方行ってみよ」

「おっけー！」


私が人見知りなのを気にしてくれてるのかな

まぁ、ナンパ等々で人見知りなおった気がするけどww



こ「あのさ、A、_____________」

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