第二のゼロ 2 ページ12
渚さんがAの手を取るとAは、立ち上がろうとしたが急によろけて倒れてしまった。
渚 「無理させ過ぎたかな、、、」
そう言って渚さんは、Aを抱き上げて病院に行った。
しかし、その日、急に撮影が中止になり他の仕事を終えてすぐに帰国することになった。
楽 「、、、何かあったのか？」
姉鷺 「分からないわ。聞いてみても今は答えられないの一点張りだから。」
天 「、、、」
千 「Aは？あれから見てないけど。」
岡崎 「別の飛行機で帰るそうです。それしか分かりませんでした。」
百 「病院で何かあったのかな、、、」
一織 「ドラマの撮影、途中で切ってしまって大丈夫だったんですか？」
紡 「残りのシーンは、何とか帰国してから撮るそうです。」
大和 「体調が悪くなったなら俺たちにも連絡が来るはずなんだけどな。」
紡 「そうですね、、、」
帰国して三日後。
どのテレビを見てもAは、居なく、琥珀たちは、他の仕事では、見たが歌番組でDreamの名前を聞くことがなかった。
俺たちが楽屋で今日の音楽番組のタイムテーブルを見ていてもDreamの名前はなかった。
三月 「急にどうしちゃったんだろ、、、」
一織 「、、、如月家のトラブルなども聞きませんからあるとすれば、Aさんの体調ですが、、、」
陸 「、、、今日、如月家に行ってみる？」
壮五 「、、、迷惑にならないかな？何かあったなら尚更、、、」
すると、楽屋のドアが開き、百さんたちが入ってきた。
百 「皆。これ見て。」
百さんが見せてくれたスマホには、Dreamが解散の記事が出ていた。
大和 「か、解散？」
百 「、、、どうして、、、」
千 「、、、明日、ドラマの撮影がある。Aが居るはずだ。訳を聞いてみよう。」
次の日、全員で撮影所に行き、Dreamのメンバーが来るのを待っていると百さんたちや八乙女たちが来た。
百 「天。天は、何か聞いてないの？」
天 「僕も連絡がつかなくて、、、」
スタッフ 「百さん。八乙女さん。準備をお願いします。」
百 「スタッフさん。Aは？」
スタッフ 「今、遅れているそうでギリギリでの到着になると思われます。」
そして二人の準備が終わり、撮影が始まる頃、翔さんが来た。
翔さんは、後ろで撮影現場を見ていた。
翔さんが見ている先には、裕太さんが居て車椅子を押していた。
一織 「あっ、Aさんです。」
裕太さんは、Aを車椅子から抱き上げてベッドに寝かせた。
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作者名：Mina | 作成日時：2020年12月31日 2時
