ある男の推し ページ29
？？side
俺の親は放任主義だ。
そんな親の元に生まれたため、俺は自由にのびのびとしていた。
最初はちょっぴり寂しかった。
だけどだんだん慣れてきた。
でもたまにとても寂しくなる時があった。
俺は暇つぶしのために某動画サイトを見ていた。
そこでオススメに出てきた一つの動画。
それは全日本中学バレーボール大会の決勝の動画だった。
俺は学校の授業でしかバレーはやったことないし興味もあんましなかったけれど
タイトルが
「スパイカー専門殺し屋リベロ 潔 A」
と書いてあった。ダサいし物騒だったからちょっと面白くてタップしてしまった。
何だこいつは。
今どうしてそこにいた？さっきまでそこにはいなかっただろ！？スパイカーはわざわざリベロを避けて打ったはずだろ？しかもリベロが拾ったボールは相当な威力だったはずだ！それなのに涼しい顔して何とでもなかったかのようにあげれるのはなんで？！？！
と色々驚いた。
流石ここまでダサい異名をつけられるだけある。
だが、彼の実力がバケモノレベルと言うことは確かだ。
他の主将と思われる選手はさっきのスパイカーのスパイクを拾えていなかった。
やばい。
ハマってしまいそうだ。
いや、もうすでにハマってしまっているのかもしれない。
それから俺は潔Aの動画を見まくった。
あるインタビュー動画でAが
「やっぱ、俺って最強。他はよくわかんない。」
って言ってるのが一番ゾクっとした。
それと同時にこいつを跪かせたいと思った。
跪かせて、泣かせて、、、、それから、、、、、、
でも別に俺はバレーが好きなわけじゃないからバレーはやらない。
だが、この出会いが俺の人生を輝かせてくれるだろうと思う。
いつか、いつかこの男と話してみたい。
「凪くんって、すごいんだね。」
と、認めさせたい。
「凪くん、かっこいいね。」
と、褒められたい。
「凪くん、大好き。」
と愛されたい。
これが多分いわゆるガチ恋と言うやつなのだろう。
画面のAをそっと撫でる。
可愛いな。愛おしいな。こんなに胸が苦しくなるなんて。
好きだよ。大好きだよ。愛してるよ。
だからさ、俺のことも愛してよ？
-------------凪side終了--------
まじで不定期すみません。
今回はガチ恋凪くんを書きました。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 357人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
本田 - 色々んご意見ありがとうございました！！ (4月18日 21時) (
レス) id: 4eb5adb919 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 私はハイキューの原作が良いです！頑張ってぐたさい！楽しみにしています！ (4月18日 3時) (レス) id: 2a6411fb69 (このIDを非表示/違反報告)
ルル - 作者さんのお好きな方でいいと思います！個人的にはブルーロックかなぁて感じです (4月17日 22時) (レス) id: 8deb9620d2 (このIDを非表示/違反報告)
雪乃(プロフ) - どちらでもいいですが、個人的にハイキューの方がいいかなと思います。 (4月17日 19時) (レス) @page28 id: 92528376bb (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - 作者様が書きやすい方まで飛ばしたらいいと思いますよ！自分的にはハイキューの方が良いです！無理せずに頑張ってください！ (4月17日 19時) (レス) @page28 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：本田 | 作成日時：2024年2月11日 21時
