番外編1 続き ページ22
烏野side
「決勝戦、白鳥沢にはもちろんウシワカがいる。だから攻撃力はものすごく高い。だが注意して欲しいのはそれだけじゃない。」
「潔Aですよね。」
「あぁそうだ。あいつはユースにも選ばれている。」
「ユース!!それってウシワカが選ばれてる?!」
「白鳥沢はユースが2人もいる。」
「潔はこれでもかとスパイクを、サーブを拾ってくる。レシーブでスパイカーを殺す。潔と対峙した奴はバレーをやめてしまったということもあるようだ。」
東峰はそれを聞き、「ひえ」と情けない声を出す。
対して西谷はキラキラとした目でうんうんと首を振る。
それもそのはず西谷の憧れは潔だった。スパイクの勢いを完全に消し、美しくAパスで返す。
そんな彼に憧れてリベロになったと言っても過言ではない。
そんな彼と戦えるなんて楽しみでしょうがなかった。
「俺、潔さんと全国で一回だけ戦ったことありますけど、未来が見えてるみたいでした。」
そう、影山は彼と一度戦ったことがある。
それは中学の時だった。セッターとしてスパイカーが打ったスパイクを拾われるのはいい気分ではないのでとても鮮明に覚えている。
ビッグサーバーが打ったサーブだって、エースが打ったスパイクだって、
何度も何度も何度も何度も拾う拾う拾う。
影山は潔ほど優秀なリベロを見たことがなかった。優秀というより異常だった。
故に潔を心から尊敬している。
尊敬しすぎて厄介古参オタクみたいなことになっている。
「弱点はない、俺が言えるのは潔のところだけには打つな。」
「「「「「「「「はい!!!」」」」」」」」
日向は楽しみで楽しみでしょうがなかった。
もちろんウシワカと戦うのもあるが、高校No. 1リベロ、もしかすると日本一のリベロと戦うことができるのだから。
日向と影山がウシワカに会った日、のぞいた体育館には潔がいた。
目があって、ニコっと微笑んだあとこちらにきて
「若利、この子達は?」
「ヒナタショウヨウとカゲヤマトビオだ。」
「ふーん。うちに勝てるように頑張ってね、とっっっっても難しいと思うけど。」
「はい!!負けません!!!」
「はは、いいね君たち。」
それからずっとずっと楽しみにしている。
潔のことを考えると、胸の高まりがおさまらなくなる。
日向は潔に自覚なしの恋をしたのであった。
----------------------
この後の流れとしては、Aは怪我で離脱して烏野が勝つという感じです
357人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
本田 - 色々んご意見ありがとうございました!! (4月18日 21時) (レス) id: 4eb5adb919 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 私はハイキューの原作が良いです!頑張ってぐたさい!楽しみにしています! (4月18日 3時) (レス) id: 2a6411fb69 (このIDを非表示/違反報告)
ルル - 作者さんのお好きな方でいいと思います!個人的にはブルーロックかなぁて感じです (4月17日 22時) (レス) id: 8deb9620d2 (このIDを非表示/違反報告)
雪乃(プロフ) - どちらでもいいですが、個人的にハイキューの方がいいかなと思います。 (4月17日 19時) (レス) @page28 id: 92528376bb (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん(旧もこ)(プロフ) - 作者様が書きやすい方まで飛ばしたらいいと思いますよ!自分的にはハイキューの方が良いです!無理せずに頑張ってください! (4月17日 19時) (レス) @page28 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:本田 | 作成日時:2024年2月11日 21時