潔の兄はエゴいのか

いいやつやん！ ページ13

あれからなんやかんやあり兵庫に戻ってきた。


実家を出るときには世一にまた泣かれてしまったが、いい感じにスルーして世一バリアを突破してやった。


そんな俺は今バレー部の夏休み練習に参加していた。


「もっと声だせー、、！！！」


先輩の声が響く。それを合図に


「「「「オエーーーーーイ！！」」」」


というきついきつい練習にやられてしまったのか、必死に絞り出したかのような声が聞こえてくる。


そんな中でまだ元気な声でキラキラとした目をしている双子がいた。


信介に聞くと彼らは中学生らしく、今日は高校見学の部活動体験できているらしい。


なんか若いな。一歳しか変わらないがなんかキラキラしてる。


「休憩ーーー！！！！」


「「「「オエーーーーーイ」」」」


俺も平然を装ってはいるが大分疲れている。
でもいくら疲れてもバレーボールは楽しいからやめない。


「お疲れさんやなぁ。」


「めっちゃ疲れたーーー！！！」


「お前めっちゃ澄ました顔してたやんw」


「だって、俺って澄ましてたほうがかっこいいじゃん？」


「なんやお前そんな理由やったんか。」


「モテたいーーーー、、彼女欲しい、、、」


「お前2組のあの子に女心全くわかっとらんって言われとったやん。」


「なんで？？？？？」


「お前はそのままでおってな。」


「信介あいしてるわ。」


「ふふ、おれもやで。」


信介は俺の冗談にふっと笑い撫でてきた。俺は割とこのアランと赤木と大耳と信介とかと話す時間が好きだ。


「「あの！！！！！！」」


俺が同学年と戯れていると例の双子が話しかけてきた。


「なに？」


「「名前なんて言うんですか！！！」」


「え、何何、、え、、、？？？俺？まじ？」


双子が大きく何回もうんうんと頷いた。


「俺は潔Aだよー。よろしくね。」


「潔A、、、潔さん！！！！」


「おお、、、、そうだよー潔さんだよー。」


「めっちゃレシーブうまいですね！」


「もう俺、びっくりして、びっくりしました！！」


いや語彙力。限りなく0に近いのかな。
でもやっぱり正面から褒められるのは嬉しい。


「、、、そ、、そうかな？？」


「「そうっすよ！！！！」」


やだ、こいつらいいやつじゃん！！！！！！

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ハイキューの映画やっと見てきました！！！


めっちゃ面白かったです！研磨がすごかった


なんか、、すごかった！(語彙力)

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