ジョジョとJKと飯テロ【荒木荘】

トースト ページ7

冷蔵庫から、ベーコンを取り出し長方形になるよう、スライスする
玉子焼き用の小さめで長方形なフライパンに
オリーブオイルをひき火をつけ
ベーコンを置いて焼く
と、同時にトースターに食パン入れる


ジュージューとベーコンが焼けていくなか、
｢何を作っているのだ？｣
とカーズさんがソファから聞いてきた
｢ジ〇リに出てきそうなパンです｣


｢ジ〇リ....日本のアニメーションのことだな｣
｢はいっ！｣
おぉ、カーズさん(究極生命体)がジ〇リを知っているとは


こんがりとした色が出てきたら卵を割り
ベーコンの隣に落とし、正方形のような形に整える
卵がある程度固まったら、塩コショウを振りかけ
水を少量入れる


｢ふむ、水を入れて蒸すのだな｣
｢ファッ｣

いきなり隣から聞こえた声にびっくりして
飛び上がる

｢すまない、驚かすつもりはなかった｣
いや、あなたいつキッチンに来たんですか...
全然気づきませんでしたよ

｢カーズさんはホントに究極生命体だと
思ってきました｣
水入れてから、フライパンに蓋を占める

じーっとフライパンを見るカーズさん

｢あの、どうしました？｣

｢いや....｣




？？
究極生命体の考えてる事なんて、理解出来ないと判断した私は


｢カーズさん、蓋持ってて貰えますか？｣
とお願いした
(この形の蓋がないため、普通の蓋を手で抑えて蒸す)


カーズさんは無言で頷き
私と場所を変わり、蓋を抑えている


その間に、キュウリとレタスを切りプチトマトを洗い2枚のお皿に盛り付け、ドレッシングをかける


カーズさんに少しどいてもらい、蓋を開けると
卵が少し半熟で綺麗なサーモンピンクが見える

チーン

ちょうどいいタイミングで、トースターが鳴り
お皿にトーストをのせる、そこにフライパンにある
ベーコンと卵をのせ


完成だ

キッチンにベーコンの香ばしい香りが広がる





お腹なりそう...




リビングのテーブルに、サラダとジ〇リパンを乗せ
コップに冷たい緑茶を注ぐ


｢先食べててください｣


カーズさんはコクリと頷くとトーストを片手でもち
サクリ
とかじりついた

トースト2→←不法侵入

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す