【ONE PIECE】レストランオパール営業中 (ページ20)

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『１００万ベリー』

俺の一声で会場はしんっとなる
いきなり開始価格の二倍の値段が飛び出たからかな

司会「あ、あの～・・・・・・
聞き間違いでなければ先ほど１００万と」

『そうですよ。１００万ベリー』

ウソ「おいおい、いいのかよ！１００万なんて！破産してもしらねぇぞ！？」

チョ「そうだぞ！？ナミにはっ倒されるぞ！？」

チョッパー、ウソップよ
案ずるでない

俺は一日に１００万ベリー稼ぐ男だぜ？

司会「そ、そうですか。１００万！１００万ベリーが出ました！お後はございませんか？」

「１１０万ベリー！」

「１１５万ベリー！」

『２００万ベリー』

「「・・・・・・・・・」」

司会「・・・お後は、ございませんか？」

周りは何も喋らない
まるでこれ以上言っても無駄だと悟っているようだ

ダンッッ

司会「それでは、珠嶺姫、２００万ベリーで久遠A様が落札！！」

サン「えらく、羽振りがいいな」

『珠嶺姫はなかなか生産者さんと会えませんから、今のうちに買いだめしておかないと』

サン「ほ～、あとは何買うんだ？」

『あと４、５ほど』

競売は滞りなく進む
俺はそのなかでチーズ、トマトを落札した

司会「さぁ、いよいよこの競売の目玉食材になります！

今回の目玉食材はこちらになります！

北の海産『牛魔王』！！

現在確認されている牛肉の中でも最高ランクの牛肉であり
赤身肉は癖がなく
脂身はしっとりとした口どけ

そしてこの輝き！

まさに宝石の如し

『人生で死んでも食べたい肉』としても有名なこの肉

今回卸業者達の必死な説得で生産者側がこの競売に卸してくれました！

この牛魔王開始価格は1000万ベリーからです！』

ブル「1000万！？そんなお肉買えませんよー！！でも『死んでも食べたいお肉』食べてみたいかも。あっ、私死んでるんですけどー、ヨホホホホホホホ」

サン(なんつー、牛肉だ。赤身と脂身が宝石みてぇに輝いてやがる
あれが最高峰の肉か。調理してみてー)

値はどんどん上がっていく中、俺はあの肉で何を作るか考えていた

(焼き肉、ハンバーグ、すき焼き・・・・・・うーん、迷うなー)

『よしっ、あれにするか』

『5000万ベリー！！』

「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！？！？」」