【ONE PIECE】レストランオパール営業中 (ページ37)

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レストラン「オパール」は顧客が多い
海賊、政治家、王族、政府関係者等々
しかし、その中で最も割合が多いのが海軍だ

元帥であるセンゴクをはじめ、三大将や知将つるなど海軍最強戦力を虜にしたのが料理だと言っても、誰も信じないだろう

中でも、ガープとは長い付き合いになる
オパールが有名になってから一ヶ月に２、３回来店してくれる。書類整理が面倒だとかセンゴクが喧しいなど日々の愚痴を吐き出すこの老兵だが‥‥‥

今日は普段とは違い、神妙な顔つきでカウンターに座っていた

『お通し、変えましょうか？』

ガ「おお、すまんのぅ」

空になった皿を下げ、小皿に入ったポテトサラダを出した
シンプルなのに、でも箸が止まらないオパール特製ポテサラ
マヨネーズやバター、それぞれの素材の特長を最大限に発揮されたこのサラダは一口食べると

ガ「おぉっ！！また腕上げたのぅ、おかわりじゃ！」

あっという間にポテサラ中毒になる
空になった小皿を差し出すガープ、いつもは一人での来店なのに、今日は違う

チャラン♪チャラン♪

オパールのドアが開き、男が入店してきた

？「すまんな、遅れてしまった」

その男、オールバックの長髪で顔の半分には大きな赤い刺青が施されている。眼はギラギラとしているが、どこか知的に視える。残念だがどうみても悪人面なのだがこれでも既婚者だという。

世界政府が躍起になって探しており、世界最悪の犯罪者であり弱き民の味方でもある

革命家モンキー・D・ドラゴンが其処にいた

ガ「おぉっ、よおやっと来たか。遅いぞい、勝手に一人でやっとったわ」

ド「店主、生ときゅうりの一本漬けを頼む」

『はい、お待ちを』

カウンターに座り、淡々と注文するドラゴン。隣に海軍の英雄がいるというのに堂々としている。

『はい、お待たせしましたー。生ときゅうりの一本漬けです』

ド「うむ」

ガ「そんじゃま、乾杯」

ド「乾杯」

今までにこれほど気まずい乾杯があっただろうか。店内にコンッと音が広がるとすぐさま静まった
父と息子、海軍の英雄と革命軍総司令官の秘密の飲み会が始まった