【ONE PIECE】レストランオパール営業中 (ページ2)

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新世界の中間にある島

小さく、何もない島だが、ただ一つ

ぽつんと一軒のお店がたっていた

平凡なお店のように見えるが、店内では

天「A！はよう余が注文したのを持ってくるえぇ！」

『はいはい、今行きますって』

天「おぉ！！これじゃこれじゃ！このために下界に降りてるようなものえぇ！」

天竜人が食事をしていた

この店の名前は《レストラン・オパール》

世界政府だけでなく、海賊、海軍に大人気の予約困難なレストランである

この店の料理を一度でも口にすると

天上に舞い上がるほどの旨さ！

と一人の記者がニュースクーで発信したことによりこの店の名前は瞬く間に広まった

しかし、この店にはルールがあり、そのルールを１つでも破ると

強制的に閉店してしまうのだ

だからこそ、あの傲慢で有名な天竜人も下手に手出しができず、静かに料理を食べるしかないのだ

天「お主も、此処ではなく、マリージョアで我ら専属の料理人になれば、もっと稼げるかもしれんのえ？」

『俺は今が一番稼げてますし、それに常連の方々を放って何処かに行けませんよ』

天「ふむ、仕方ないえ、ではまた来るからえ。また今度マリージョアで料理も頼むえ」

『はい！毎度あり！』

ふう、一件目の予約客解消！

あと９件・・・

そうAの店は１日１０件しか料理を振る舞えず

そのため最後尾の予約は１０年待ちとなっている

しかも、予約されているのは世界でも名だたる海賊や海軍や政府のお偉いさんがほとんど

時たまに出店などもするが、その際は長蛇の列になってしまう

『はぁ、そろそろバイト雇おうかな』

えーっと次の予約は

と確認すると

海軍元帥センゴク

内容

会議の弁当を頼みたい
特上幕の内弁当で

人数：２０

２０人分の幕の内弁当か

まぁ、軽いもんだな

『中身は・・・海老天、きんぴらごぼう、きゅうりの塩漬け、だし巻き玉子、あと焼き鮭かな』

いくつもの料理を並行でやりながら着々と弁当を仕上げていくA

『あー、海老天用の海老無かったんだー！忘れてたわー』

『しゃあないか、蟹の天ぷらに変更な』

蟹は、トマーホークラブでいいかな

分厚い殻の中には引き締まったプリっプリの淡白な身がまた旨いんだよなー

だけど、殻が分厚く、また凶暴なので調達困難な食材

魚市場にたまたま卸されてたから、買っててよかった～

と思いつつ、蟹をさばいた