10話 ページ12
Aside
A
｢へ…？てじょ？う？｣
戸惑う私をトントンさんは冷たい目で見下してくる
あ、その目も好きかもしれない←
トントン
｢ほないこか｣
座っている私をぐいっと引っ張る
え、ちょ、転ぶｯ…
ペ神
｢トントン、あんまり乱暴しないでね｣
突然後ろから聞こえてきた声に驚く
乱暴って…私拷.問されるの…？痛いのヤダよ…？
トントン
｢もちろん、そんな事する訳ないやろ？｣
すごい棒読みなんだけど
やっぱり、これ…拷.問…
混乱がさらに悪化したまま、私は医務室を出た
そして、石造りの廊下を歩かされる
あ、これ死ぬわ(確信)
いや、でもワンチャン…よ、よし、聞いてみよう…
A
『…あ、の…これから何処へ…？』
先程と同じ冷たい目が私を見る
ヒィーｯ！すいませんすいません！←
トントン
｢そんなん自分で考えーや｣
そう言い放った彼の歩く速度が上がる
はい、死期が早まりましたよー(白目)
そのまま無言で下を見つめながら歩いていると
トントンさんが急に立ち止まった
そして
？？
｢うわぁ！…あれ？トントン？何してんの？｣
角からチラリと白い軍服が覗く
…このビビりよう…声…白い軍服…
もしかしなくてもこれは…
ひとらん
｢って言うか誰その子…大ちゃんの新しい彼女？｣
ひとらんだぁぁ！！難民救済ぃぃ！！
って"大ちゃんの新しい彼女？"
…私なんかが！？
A
『ち、違います！私がウツくんの(何人もいる)彼女(の1人)なんて滅相もない！』
あ、やっべ化学動画見てる時の癖でウツくんって言っちゃった☆
その言葉を聞いた彼は申し訳なさそうに
ひとらん
｢え、あ…そうなんだ…ごめんね、勘違いしちゃって…｣
あ、あや…謝らせてしまった
そんな罪悪感が私を襲い
A
『い、いえいえ！私が出しゃばっただけなのでひとらんさんは悪くないですよ…悪いのはウツくんです…』
そう言った瞬間何故か背中に寒気が走った
最後ボソッと言ったつもりなんだけど！？
はっ…トントンさんに聞かれた？
…仲間思いじゃないっスか〜トン氏〜！
ひとらん
｢…俺はこれで｣
ニヤニヤしている私を気味悪がったのかひとらんさんが離れていく
あ、嫌われたかもしれない…泣こ
ひとらん
｢なに…い……ね｣
なんか耳打ちしてるぅ！？
あれか！？視聴者には見せない裏の事情ってやつかぁ〜？
はー、ひとらんさんも隅に置けないなぁ
ずっとニヤニヤしている私を気にせず
トントンさんは…恐らく、拷問部屋に向かった
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猫大好き - 下に同意、その終わり方ずるいよぉぉ。でもゆっくりでいいんで更新してくれると嬉しいです(ｳﾙｳﾙｳﾙｳﾙ) (2020年10月4日 18時) (
レス) id: 932515d6d7 (このIDを非表示/違反報告)
雨 - っあ…その終わり方はずるい…めっちゃ気になる… (2020年6月28日 0時) (レス) id: 858eb4325f (このIDを非表示/違反報告)
シトラの旦那はうちだ←(プロフ) - え、好き。終わり方がずるい…！お気に入りにさせてもらいます！ (2020年5月17日 1時) (レス) id: 599c9ef14b (このIDを非表示/違反報告)
アヤキ(プロフ) - 終わり方が凄すぎる！ ヤベェ無茶苦茶気になる！！ (2020年5月8日 22時) (レス) id: 9787ce5c48 (このIDを非表示/違反報告)
(名無し) - その終わり方はずるいってぇ…。 (2020年3月17日 6時) (レス) id: 9c647a20cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沿岸音羽(その2) | 作成日時：2020年3月6日 22時
