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5*sideM ページ26

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目眩が来るのが怖かったのか、家に着くまでずっと目をつぶっていた。




家に着いて、翔ちゃんのカバンから鍵を取り出して家に入った。



「着いたよ、翔ちゃん。」



「ん…。ありがと雅紀。」



どうやら、本当に目をつぶってただけで起きてたみたいだ。



「自分で着替えれる?」


小さく頷いて、ズボンを履き替えるとこまではやってくれたけど、そっから中々動かなかった。


「しょーちゃん、上は俺がやるよ。」



カーディガンを脱がせて、Yシャツのボタンをとると、露になる白い肌。


…ほっそいなー。


しばらく、じーっと見つめてしまっていた。


「くしゅ…っ」


「あっ、ごめんね、翔ちゃん。汗」


くしゃみの音で我に返り、急いで上を着させた。


「翔ちゃんのパパに診てもらってからご飯食べた方がいいよね…。俺、お昼まだだからリビングで急いで食べてくるから、寝てて!」



音で寝れないだろうと思って行こうとすると、クイッとベストが後ろから引っ張られた。



「1人嫌だから、ここで食べて…?音、気にしないから…。」



さっきまで固く閉じてた目を開いて、見上げてきた。


「お願い…。だめ…?」



「い、いや、全然ですよ!気にしないんだったら遠慮なくここで食べさせていただきます!」



…こんな可愛いお願いを可愛くおねだりされたら断るわけなかろうが!


「ふふっ、なんで敬語…(笑)ありがと^^」


…こちらこそ、ありがとうございます←


「いただきまーす。」


食べながらもたわいも無い話をしてたけど、急に不安げな顔になった。



「ね、雅紀…。父さん、絶対怒るよね…。」



「だろーね笑。でも、翔ちゃんパパは愛のある説教だから大丈夫!」


食べ終わった弁当を片付けて、翔ちゃんの方を向いた。


「何が大丈夫なの…笑。…っ!」


しゃべりすぎてたせいか、目を固くつむって、顔色が徐々に悪くなってきた。



「ちょっと話しすぎたね…。翔ちゃんのパパ帰ってくるまでここにいるからさ、寝ちゃいな?」


「ん…っ、」


効果はないと思うけど、目をおおってる腕の近くの頭を、少しでも和らぐように、と優しく撫でた。


時間が経って、翔ちゃんの寝息が聞こえのとほぼ同時に、撫でてるうちに寝そうになっていた自分も寝てしまった。


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(`・З・´)(プロフ) - 遅くなったけど完結おめでとうございますー! (2016年11月3日 21時) (レス) id: 3ccc0bb564 (このIDを非表示/違反報告)
Merry(プロフ) - り〜ちゃんさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!落ち着いたら、書くところを新しく設けてから書こうと思います!2つも見てくださってありがとうございます!これからもよろしくお願いします(*^-^*) (2016年10月15日 21時) (レス) id: 753f5a7036 (このIDを非表示/違反報告)
り〜ちゃん(プロフ) - お疲れさまでした!この作品が大好きだったので終わってしまうのは寂しいです泣 落ち着いたらまた書いてくださいませんか? 実は「山々の日常」も大好きので、これからも頑張って下さい!応援しています! (2016年10月15日 0時) (レス) id: 8eaabea45d (このIDを非表示/違反報告)
Merry(プロフ) - 明悟翔さん» ありがとー! (2016年10月14日 21時) (レス) id: 753f5a7036 (このIDを非表示/違反報告)
明悟翔(プロフ) - Merryさん» 完結おめでとう! (2016年10月14日 21時) (レス) id: f03950a839 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Merry | 作成日時:2016年9月21日 22時

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