3*sideM ページ24
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「失礼しまーす」
「サボるやつの為のベッドは無いぞー」
弁当を食べながら、こっちを見もしない保健室の先生は岡田准一先生である。
女の先生の方が色気あってよかったのにな〜←
「俺じゃないよ。翔ちゃんが…「翔くん！？どうした！？」
扱いの差…。
あ、親しげなのは昔翔ちゃんのお父さんと同じ病院で働いててたまに面倒見てたから結構深い仲らしいんだよね。
「とりあえず、ベッドに降ろして」
岡田先生は、寝ている翔ちゃんを診たあと難しい顔をした。
「結構酷い貧血だな…。それに、服ちょっとめくったけど痩せすぎじゃないか？いつもより唇がカサカサしてるし、栄養失調なりかけてるね…」
「そんなに！？」
いつもの翔ちゃんの唇を知ってるのか！？って気になったけど、今はとりあえず置いといた。
「ちょ！あんま大声出すなよ。起きちゃうだろ？！」
…いや、あなたも十分大きいですけどね…。
「ん…、岡田せんせ…？」
どっちのせいか分からないけど、翔ちゃんが目を覚ましてしまった。
「…っ、」
目を開いたかと思ったら、目眩が辛いのかすぐにまた閉じてしまった。
「翔くん、そのままで良いから、答えてくれる？ちゃんと正直に言ってね。最近、ちゃんとご飯食べてる？」
翔ちゃんは、ふるふると首を横に振った。
「一回…、無理に食べて吐いちゃってから、まともに食べてないです…」
閉じてた目から、涙がこぼれてきた。
「翔くんは悪くない、食べようとする事は良いことだから。でも、これからは正直にお父さんか潤くんに言うんだよ？そっちの方が二人も安心するから。」
翔ちゃんは、小さくコクンと頷いた。
…さすが、昔からの付き合いだけあって扱いが分かってるな。
一段落ついたところで、ガラッと勢い良くドアが開いた。
…連絡してたの忘れてた。
「２年生の大野です！翔はいますか！」
そう言いながら、ブラコンの兄、潤くんがベッドのカーテンをシャッと開けてきた。
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(`・З・´)(プロフ) - 遅くなったけど完結おめでとうございますー! (2016年11月3日 21時) (
レス) id: 3ccc0bb564 (このIDを非表示/違反報告)
Merry(プロフ) - り〜ちゃんさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！落ち着いたら、書くところを新しく設けてから書こうと思います！２つも見てくださってありがとうございます！これからもよろしくお願いします(*^-^*) (2016年10月15日 21時) (レス) id: 753f5a7036 (このIDを非表示/違反報告)
り〜ちゃん(プロフ) - お疲れさまでした！この作品が大好きだったので終わってしまうのは寂しいです泣 落ち着いたらまた書いてくださいませんか？ 実は｢山々の日常｣も大好きので、これからも頑張って下さい！応援しています！ (2016年10月15日 0時) (レス) id: 8eaabea45d (このIDを非表示/違反報告)
Merry(プロフ) - 明悟翔さん» ありがとー！ (2016年10月14日 21時) (レス) id: 753f5a7036 (このIDを非表示/違反報告)
明悟翔(プロフ) - Merryさん» 完結おめでとう！ (2016年10月14日 21時) (レス) id: f03950a839 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Merry | 作成日時：2016年9月21日 22時
