10*sideO ページ11
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今日は仕事が早く終わり、家に帰ってゆっくりお風呂に入り、
夜ご飯を作ろうと台所に着いた瞬間、玄関のドアが開く音が聞こえた。
二人が帰ってきたのかと思い、玄関へ向かった。
「おかえりー…って、どうしたの！？」
そこには、大量の荷物とタオルにくるまった翔を抱えた潤がいた。
「翔が熱だした…。ちょっと荷物置いて着替えたいから、父さん診といて？」
タオル越しでも分かる熱を発している翔を受け取って、翔の部屋へ移動した。
診察しようとベッドへ降ろすと、タイミングよく目を覚ました。
「ん…。父さん…？ここ、家…？」
虚ろな目をキョロキョロさせながら、不思議そうに聞いてきた。
「潤が翔のこと学校から運んで来たんだよ？」
「そっか…っけほっ、けほ…っ」
安心した顔をしたあと、胸を押さえながら咳をした。
「咳出てきてんじゃん…。」
翔の脇に体温計を挟んで、胸の音を聞くと、微かに喘鳴がした。
「…ちょっと危ないから、吸入しよっか。」
机の引き出しに閉まってあったのを取り出して吸入させてると、体温計が鳴った。
「38度か…。高いな…」
吸入し終わって、グッタリしてしまった翔の服を制服から部屋着へ変えて、冷えピタを貼った。
とりあえず薬を飲ませるためにスープを作りに行こうとすると、足元に翔の体から取ったタオルがあった。
…そういえば、こんなタオル家にあったっけ？
タオルを広げて見てみると、下の方に雅紀、と☆付きで書いてあるのを発見した。
雅紀くんって本当に良い子だな…。
心のなかで感謝しながら、洗濯をするために一緒に持っていった。
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(`・З・´)(プロフ) - 遅くなったけど完結おめでとうございますー! (2016年11月3日 21時) (
レス) id: 3ccc0bb564 (このIDを非表示/違反報告)
Merry(プロフ) - り〜ちゃんさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！落ち着いたら、書くところを新しく設けてから書こうと思います！２つも見てくださってありがとうございます！これからもよろしくお願いします(*^-^*) (2016年10月15日 21時) (レス) id: 753f5a7036 (このIDを非表示/違反報告)
り〜ちゃん(プロフ) - お疲れさまでした！この作品が大好きだったので終わってしまうのは寂しいです泣 落ち着いたらまた書いてくださいませんか？ 実は｢山々の日常｣も大好きので、これからも頑張って下さい！応援しています！ (2016年10月15日 0時) (レス) id: 8eaabea45d (このIDを非表示/違反報告)
Merry(プロフ) - 明悟翔さん» ありがとー！ (2016年10月14日 21時) (レス) id: 753f5a7036 (このIDを非表示/違反報告)
明悟翔(プロフ) - Merryさん» 完結おめでとう！ (2016年10月14日 21時) (レス) id: f03950a839 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Merry | 作成日時：2016年9月21日 22時
