私は ページ8
殺「中学生の喧嘩、大いに結構!…これで決めてはどうでしょう!」
『なんこれ、…あっ!サバゲー?』
殺「そう!先生を殺すべき派は赤。殺すべきではない派は青。まずしっかり全員が自分の意思を述べてどちらか選んでください」
殺「そして、この山を戦場に戦い勝利チームの意見をクラス全員の総意とする!勝っても負けても恨みっこなし!…どうです?」
千「…OK。じゃあ俺から選ばせてもらう」
速「私も」
千「必殺を目ざして必死に頑張ったから、俺らは成長出来たと思う。」
速「そこから目を逸らしたくない。だから暗殺を続けたい」
カ「…私はさ、殺せんせーを殺そうとしたとき後悔したよ…この先生にはもっと長く生きて欲しいって。
多分お姉ちゃんの血筋だから同じことを考えたんだと思う。だから私は殺せんせーを守りたい!」
私、私は……
『…正直、殺す派の意見も普通に分かるし、どっちがいいのかなんて全然わかんないけど、……
これは別に、姉ちゃんが選んだから とかじゃなくて、
単純に…殺せんせーには、居なくなって欲しくないなぁ、
好きな人が居なくなるのってやっぱり考えるのも嫌なの。
それにさ、言ってくれたよね。アイドルになったら全力で推してくれるって、…約束だからね。先生。』
殺「もちろんです。」
でもこれは、、あのカルマが敵に回るということで、
いままで味方だった頼もしい彼のことしか知らないから、そんな彼が敵として自分の前に現れる時の恐怖は計り知れない。
正直、さっきの渚くんに向けられたのでさえだいぶビビってるし、、
わたくしの大親友ことリオちゃんも生憎あっち側ですしね。
これは結構大変なことになりそう…笑
『ん?』
カ「…頑張ろうね!」
『姉ちゃん、、……うん。絶対勝とう。』
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作者名:めろんぱぬん | 作成日時:2022年3月6日 2時