卒業 ページ28
『卒業したとかなんかあんまり実感わかないなー』
カ「そうだね。あーあ、もうみんなと同じクラスじゃなくなるのかー。寂しいなー」
『渚くんと離れちゃうしね笑』
カ「ちょ、ちょっとA!///べ、別に」
『お姉ちゃん顔真っ赤だよ?笑』
業「俺と学校違くなるからって、浮気しないでね?笑」
『しないよ笑、カルマ以上にいい人いる気しないもんねー』
業「俺も」
『………』
業「Aちゃん顔真っ赤だよー?」
『ずるい!!』
業「あはは笑なにが?」
「卒業式が終わったようだぞ!!」
「そーれ!インタビューだ!!」
出たな!マスコミの大群!!
烏「みんな早く外へ!玄関正面にバスを待機させてある!」
バサッ
『えっ、五英傑?!』
「な、なんだ君たちは!取材の邪魔だぞ!」
瀬「てめぇらこそ人の花道の邪魔すんじゃねぇ!」
浅「大半が今日で縁もゆかりも無くなるとはいえ、仮にも同じ学校で学んだ生徒だ、見捨てれば支配者である僕の恥になる」
…浅野くん。
『やっとバス着いたー!』
荒「あんま叫ぶなよ茅野。笑」
榊「君らと戦うの、なかなか楽しかったよ。」
『あ、榊原 荒木ー!!1年間ありがとねー!』
瀬「俺らは全くよろしくしてないけどな。」
小「あぁ全くだ。やっぱお前は変なやつだよ」
『個性的ってこと?笑。あ、そうだ私アイドルやってるから、バカにするついでに応援してよ笑』
浅「分かったから、ほら、早く行け。マスコミ来るぞ」
『ん!学校違くなるけどまた暇な時にでも会おうね!』
業「えー?会うのー?」
『……共演NG出たのでやっぱなしで!』
浅「なんなんだよ…」
業「俺とはいつでも会えるよ♡」
『カルマは椚ヶ丘残るもんね。』
浅「聞いた。ほとぼりが冷めたら、君らをここまで育て上げた担任、殺せんせーとやらの話を聞かせてくれよ。」
業「別にいーけど。浅野くんのかたい頭じゃ全部理解は難しいかなー」
「『……』」
軽く煽って乗ってっちゃった
最後までバチバチだなぁー
『えっと、それじゃーね浅野くん。』
浅「…あぁ。」
業「あ。そーだ、この前の話だけどー」
『この前?』
業「Aも一生俺の隣いてくれるよね。」
『うん。 …え!?』
業「言質はとったよ!^^」
『別にそんな事しなくても結婚はしたいよ!!』
業「え??…うん。…そっ、か、笑」
『…あ!!』
「「「気づくのが遅せぇよ!!」」」
49人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:めろんぱぬん | 作成日時:2022年3月6日 2時