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さようなら ページ27

中「…こうしたら動けないんだよね、殺せんせー?」


殺「その通りです中村さん、握る力が弱いのが心配ですけどね」


「「…!?」」





片「ネクタイの下…心臓だよね、最後は誰が…」



渚「…お願い皆……僕にやらせて」



寺「誰も文句はねぇ…」

業「この教室じゃ、渚が主席だ」




殺「さて、その前に先生方に挨拶しておかなくては、イリーナ先生、参加しなくていいんですか?賞金獲得のチャンスなのに」


ビ「私はもう十分貰ったわ、ガキどもからもアンタからも、沢山の絆と経験を…この暗殺はアンタとガキどもの絆だわ」


殺「そして烏間先生、あなたこそが生徒たちをこんなに成長させてくれた、これからも彼らの相談に乗ってあげてください」

烏「あぁ、お前には散々苦労させられたが、この1年は一生忘れることはない、サヨナラだ殺せんせー」



殺「長い会話は不要です…その代わり……最後に出欠を取ります…ひとりひとり先生の目を見て、大きな声で返事をしてください…全員が返事を終えたら、殺して良し!」










殺「…ほんとうに、本当に楽しい1年でした…皆さんに暗殺されて、先生は幸せです。」

渚「…………っ」

…渚くん。



渚「うああああああ!!!」

殺「…そんな気持ちで殺してはいけません。落ち着いて、笑顔で、」





渚「……さようなら、殺せんせー。」

殺「はい、さようなら」








渚「……うぅ」

『………』






やっとみんなが落ち着いてきたころ、磯貝くんが口を開いた



磯「なぁ、教室戻ってみないか?」



ひ「なにこれ、卒業アルバムと、アドバイスブック?」

『…へへ笑。分厚すぎるよぉ…笑』

倉「読みやすいように漫画から始めてくれてるや…笑」

カ「最後までお節介だね…」



烏「この1年、本当にご苦労だった、君たちには納得出来ないことがあるかもしれん、しばらくは注目されて大変だと思う。機密事項の口止めなども頼むことだろう。」



烏「もちろん、できるかぎり君らを守るが、俺から先に謝らせてくれ」

前「烏間先生!平気っすよ、俺らもうまいこと平穏に収まるよう努力するから」

ひ「烏間先生を困らせたくないしね」



片「その代わり、皆の希望があるんですが…今日の椚ヶ丘の卒業式には出させてください!」

烏「あぁ、手配しよう!そのために俺はここにいるんだからな」

卒業→←3秒ルール



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作者名:めろんぱぬん | 作成日時:2022年3月6日 2時

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