3秒ルール ページ26
殺「中村さん!さっきのバースデーケーキを拾ってきて先生の口に!」
中「はぁ?!土まみれでぐっちゃぐちゃの生ゴミだけど…」
殺「エネルギーの補充が必要なんです!戦闘中もずっと食べたかったし!あぁもう!30分ルールです!」
中「3秒でしょ!!」
殺「うんまい…!うまい!…」
『私もちょっとお菓子持ってるからあげるね!』
中「なんでも持ってんじゃん」
『こんな時のために持ってきた訳じゃないけどね…笑』
殺「ふぅ…後は心臓が動けば蘇生します!」
殺「今だから言いますが、君たちの体がバラバラにされても蘇生できるように備えていました…先生がその場に居さえすれば…」
カ「……ケホッ!」
『あかり!!…もぅ…!ばかぁ!泣』
カ「……また…。助けて貰っちゃった…」
殺「何度でもそうしますよ、お姉さんもきっとそうしたでしょう」
カ「あいり、ごめんね?もう自分を犠牲にするのは辞めるよ…笑」
『約束だよ!!次は絶対に許してあげないからね!』
渚「カエデ…助かってよかった!」
カ「渚…はっくしゅん!…寒ぅ!ってうわ!私なんて格好を!//」
カ「な、なに?」
糸「かわいそう」
カ「なにが!?」
前「いいじゃねぇか!殺せんせー、髪まで結ってくれたんだぜ?笑」
カ「ありがとう…服から直して欲しかったよ…」
岡「いやいや、あの手厚い殺せんせーの治療だ…!ちょっとくらい巨乳になってるかもしれねーぞ?」
矢「そうなの笑?殺せんせー?」
殺「………」
バタン
『え、殺せんせー…?』
殺「疲れました笑……皆さん、暗殺者が瀕死のターゲットを逃がしてどうしますか…」
『え……』
殺「わかりませんか?…殺しどきですよ?……楽しい時間は必ず終わるのです。それが教室というものだから…」
「「「…………」」」
磯「…このまま手を下さずに天に任せる選択肢だってもちろんある」
磯「手を挙げてくれ。殺せんせーを殺したくないやつ」
「「…」」
磯「OK、降ろして。……殺したいやつ」
「「……………」」
49人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:めろんぱぬん | 作成日時:2022年3月6日 2時