ていさーつ! ページ15
『私、恋する女の子ってかわいいからだーいすき!』
中「…私でも?」
『うん。え?いるの?』
中「聞いただけ」
『なんだ。…そんときは教えなさいよね!Aちゃんは恋する親友の味方でもあるんだぞ!』
中「…はいはい。そりゃどーも。笑」
『まぁそうじゃなくても姉ちゃんは家族としてフツーに応援したいんだけど、、渚かぁ…笑』
中「アイツ自己評価低いかんねー、自分が異性に好かれるなんて思ってもない」
業「これにしたって、カエデに悪いことしたって恐縮しきりだし、ちゃんと言わなきゃ多分永遠に伝わらないよ?」
カ「だって、お芝居の恋だったら何度もやったし勉強もしたけど、リアルで同級生を好きになるなんて経験ないし…どんな顔してチョコ渡せばいいか…」
業「妹の方はサラッと渡してたのにね笑」
カ「ほんとにね……」
『多分そっちの反応の方がかわいいよ!』
中「Aと違ってウブで可愛げあるよね!」
『いや私もタイプ違うだけでちゃんとかわいいから!!』
業「だねー。小悪魔ってかんじー」
『…まぁ彼氏と親友が悪魔側だからね。』
カ「それは…確かに?笑」
業「逆にカエデちゃんと仲良しの渚は天使側だもんね笑」
『周りの人選大事!』
中「類は友を呼ぶってやつっしょ」
『てかこんなん考えるより見た方が早くない?』
業「お。いいね。…じゃあ、偵察しようぜ?」
神「よかった!喜んでくれて」
業「杉野は貰って狂喜してるけど、あげた神崎さんは平然としてるから多分義理だね」
『うわぁ、、大丈夫なのアレ…?』
中「アイツの狂喜やべぇな」
速「すっご、粒チョコでも命中率落ちないなんて…約束通り残弾全てあげる」
千「サンキュー」
速「尊敬してる。これからもよろしくね」
中「あの二人の射程距離感は独特だねぇ笑」
『あれは何チョコ?笑』
カ「真似出来ないし本命か義理かもわかんないよ…」
磯「うおおおおぉ!いいのか?こんなに貰って!?」
片「妹さん弟さんらと一緒に食べて!めちゃくちゃ安いスーパーの業務用なんだけどさ!チャリで往復4時間!」
磯「入試前だろ?大丈夫なのか?」
片「平気!本命も受験日までまだ日はあるもん!…公立にする!磯貝くんと同じ高校だよ」
『……ここは進展ありそう。』
中「今度揺すってみるか…」
カ「やめなよ…笑」
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作者名:めろんぱぬん | 作成日時:2022年3月6日 2時