分かってないよ ページ1
前「雪村あぐりの妹…なんだよな?」
杉「それって俺らの前の担任…」
『そうだよ、その元担任の正真正銘の妹。
そのお姉ちゃんが誰かしらに殺されたってのもほんと。』
殺「…Aさん、」
『ごめんね?…私、タコちゃんが殺ってても殺ってなくても姉ちゃんの方に付くよ。』
殺「………」
イ「…ありえない、メンテもせずに触手なんか生やしてたら地獄の苦しみが続いていたはずだ、表情に出さず耐えきるなんてまず不可能だ」
『そりゃそうでしょー。あの子私なんかよりよっぽど天才なんだから。……聞いた事ない?間瀬榛名って』
三「…どんな役でも軽々こなした天才子役。休業して結構経つし髪型も雰囲気も全然違うから気づかなかった…」
中「……ねぇ、じゃあ。やっぱAって、」
『…うん。りーあだよ』
倉「え!?それってアイドルの!?」
ひ「テレビと全然ちがう!」
『やっぱバレちゃここには居れないからさー。笑
…どっちみち今回でおしまいのつもりだったけどね』
中「おしまいって…!」
『あ、ごめん。私ももう行かなきゃ。』
業「ちょ、A、」
『……後で戻ってくるからお話ならそのときしようよ。』
業「…絶対。後で全部聞いてやるから覚悟しといてね。」
『うん。わかった。…じゃあまたね』
シ「…あ。遅かったね。もう行っちゃったよ?笑」
『何。なんでお前が居るの?』
シ「2人揃って水臭いなぁ。兄さんは仲間はずれか…」
『は?お前に何が出来んだよ。家族面しないで』
シ「あはは笑。流石双子!さっきも同じこと言われたよ」
『…もういい?お前より姉ちゃんと話したいんだけど』
シ「えー?でもさー。君のこと待たずに置いていくってことは、邪魔だと思ってたんじゃない?笑」
『…お前あかりのことなんもわかってない。』
シ「……昔からそうだよな。 お姉ちゃんお姉ちゃんって 着いていくだけで自分ひとりじゃ何もできない…」
『うるさいよ。』
シ「大好きな片割れまで死んだらどうやって生きるの?笑」
『………ほんと嫌い。』
シ「だろうね。昔から名前すら呼ばないし、まぁ、兄さんはいつでも大歓迎だよ?笑」
『いらない。帰る。』
シ「……あらら。」
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作者名:めろんぱぬん | 作成日時:2022年3月6日 2時