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｢あっ、マーリン……！！｣
｢おや、マイロード。こんな所に突っ立ってどうしたのかな？
……なんてシラケるのもアレだね。私に何か用かな？｣
部屋から出るとすぐ右隣にマスターが突っ立っていた
まぁおおよそ私に用だろう、昨日の件で
｢あっ……のね、マーリン……昨日の話なんだけど
ごめんなさい……本当にごめんなさい
殆ど記憶が吹っ飛んでたけどとんでもない事をしたのは自覚して理解してる
あんなことして許されるとは思ってないけど……とにかく本当に……ごめんなさい……｣
｢ははっ、大丈夫だよマイロード！
謝ることは無いよ、致し方なかったからね。
うん、しかたないしかたない。
そんなに遠慮というかしなくても良いからね。君の好きなように私を使いたまえ
なんてったって夢火も貰った絆15のマーリンお兄さんだからね！
……で、もう君は大丈夫なのかい？｣
｢……それ、なんだけどね｣
マスターは周りを見渡してからおずおずとスカートを持ち上げた
そこには萎えていながらもきっちり主張のある膨らみ
｢やっぱりか、元気になってはないけど消えないまま……
あ、ロマニとダ・ヴィンチ君には伝えたのかな？｣
｢うん……さすがに2人だけには。他の鯖には言ってないし言えないよ……｣
まぁそりゃ女の子だからね
色々とショックだろう、きっと
｢でも！マーリンが発散してくれるって言うから私安心してる！ありがとう！！｣
｢……ん？うん？うん…………うん？？？？
いやうん……夢魔だし？一応は平気だけども？
遠慮がないねマスター｣
｢だってマーリンだから！！！｣
｢ｱｯ……そうかい……｣
こんな感じに私とマスターのそういう関係は始まった
私は未来が見えないことをここまでクソっ！と思ったことは無い
見えていたら予防していたさ、きっちりとね
呆れと諦めを含めたため息を吐く
マスターのこの現象が治まるまで私は性処理のお手伝いをする事になったのだ
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作者名：こをりみづ | 作成日時：2019年3月17日 13時
