マンネの評価-YS ページ47
弟たちに囲まれたA。
初めはガチガチになってたけど―もう大丈夫そうだな。
トゥギヒョンやウニョクたちのおかげで、緊張も解けたようだ。
この宿舎で俺があんまり気にかけるのも、Aはきっと嫌がるだろうと思ったから。
意外とすんなりメンバーに馴染んでくれて俺はホッとしていた。
でも知らなかったな。A、SJではソンミンが好きなのか。
ソンミンは・・・まぁ、なんていうか。いいヤツだ。
しっかり者で、その分ちょっとカタイところもあるけどな。
SM「キュヒョナ、お前も来て自己紹介しなよ?」
KH「ああ、はい」
うちのブラックマンネとA、か。
キュヒョンはマンネだけど―ウニョクやドンヘと違って、あまり初めから他人に隙を見せないヤツだ。
キュヒョンのこの表情。間違いなくAを警戒してるな・・・。
KH「どうも。僕はキュヒョンです^^イェソンヒョンにはいつもお世話になってます」
「あ・・・」
キュヒョンの顔をジッと見つめるA。
なんだ?二人は知り合いなのか?
でもそんな話は聞いたこと無いな―。
そして、おもむろに―Aはうちのマンネの頭を撫で上げた。
笑顔だったキュヒョンが、その表情をこわばらせたのが見えた。
Aはそんなキュヒョンに笑いかけて。
「リョウク。私もコーヒー淹れるの手伝うね^^」
そう言って。
呆然と佇む弟を残して、キッチンに消えた。
*
YS「キュヒョナ。どうした?Aに何か言われたか?」
俺は、ソファに体を沈み込ませるように座る弟の横に腰掛けた。
Aはリョウクやソンミンとお茶の準備をしているし、ウニョクやドンヘたちは食べるのに夢中だ。
KH「あ、イェソンヒョン。なんかAさんに・・・生きててくれてありがとうって。そう言われました」
YS「生きてて・・・?お前の―事故のこと言ってるのか?」
KH「多分・・・。でもそんなことAさんに言われる筋合いなんて―」
YS「気を悪くさせたら、ごめんな。アイツ・・・去年親父さんを病気で亡くしてて。
もしかしたら人一倍、そういうの敏感なのかも」
KH「別に怒ってるわけじゃないです。全然嫌な感じとかじゃなかったし。ただ―」
キュヒョンはうつむいていた顔を、さっと俺の方に向けて。
きっぱりと言い放った。
KH「ヒョンの幼馴染み。変な人ですね」
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Mercury zero(プロフ) - るいこすたさま 宿舎編、引っ張ってます…。るいこすたさん、このストーリーの登場人物たちの心情を汲み取ってくれててホントに嬉しいです!!実は実はさらっとしたセリフにも意味とかが残るように努力してます(^-^)感情移入しやすいってのも嬉しいな♪ (2012年11月23日 13時) (レス) id: b256902100 (このIDを非表示/違反報告)
Mercury zero(プロフ) - 和美さま ミンくんいいですよね(^-^)/とか言いながら、私はなんだかんだでぎゅ様が2番目なのですが(笑)はい、何を隠そうギュイェカップルが大好きです(聞いてないですね)!! (2012年11月23日 13時) (レス) id: b256902100 (このIDを非表示/違反報告)
和美(プロフ) - あんにょ〜!いいですよ!!お気になさらいでください!私もイェソンの次に好きなのミンくんです!! (2012年11月20日 9時) (レス) id: 108f6b4293 (このIDを非表示/違反報告)
Mercury zero(プロフ) - たんこま☆さま あんにょ〜ん♪いつも応援ありがとです〜^^ホントじれったいですね!そろそろ次章に移らなきゃなのですが〜そのときはもう少し二人の距離を縮めたいかなぁ^^更新もじわじわですが(笑)気長にお待ちいただけると嬉しいです♪ (2012年11月19日 23時) (レス) id: ec9afe8fe9 (このIDを非表示/違反報告)
Mercury zero(プロフ) - 和美さま リコメ遅れました!いつもありがとうございます^^ようやく、宿舎のシーン・・・。いろいろ挟みすぎました。もうちょっとで次の章になってしまう^^;そしてやっぱりメンバー多いのは大変です〜>< (2012年11月19日 23時) (レス) id: ec9afe8fe9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Mercury zero | 作成日時:2012年11月6日 22時