You and me... vol.2

杞憂？-KH ページ43

LT「ｲｪｿﾝまだ帰ってこないの〜？」

KH「ｲｪｿﾝﾋｮﾝが迎えに出てからまだ1時間も経ってないんですけど・・・」


もう少ししたら、ｲｪｿﾝﾋｮﾝの幼馴染みとやらがやって来る。
ﾋｮﾝはついさっきその人を迎えに出て行ったのだった。


部屋の中をうろうろして、落ち着かない様子のﾄｩｷﾞﾋｮﾝ。
その表情は楽しそうだ。
だけど落ち着きがないのはﾄｩｷﾞﾋｮﾝだけじゃなかった。


魚二人は明らかにはしゃいでいるし、ﾘｮｳｸも楽しみにしてるみたいだ。
うわ〜すごいご馳走。
オフとはいえ・・・腕によりをかけて作ったようだ。


SM「どんな人だろうね＾＾」

SD「それよりも早くこのメシ食べたいんだけど〜まだかなぁ」


ｼﾝﾄﾞﾝﾋｮﾝ以外は、若い女の人がこの宿舎に来るってことが嬉しいんだよな。
まぁ〜家族はたまに呼び寄せることはあるけど。
基本、彼女なんかは連れ込みNGだし。


だけど、そう考えたら―そのｲｪｿﾝﾋｮﾝの幼馴染みだってまずい気もするけど。
家族みたいって言っても、ホントの家族じゃないんだし。


KH「あの。ｲｪｿﾝﾋｮﾝの幼馴染みって、どんな人なんですか？」

LT「ん？可愛い子だよー＾＾」


ニッコリ笑うﾄｩｷﾞﾋｮﾝ。
僕としては―確かにどんな人か見てみたいとは思ってたんだけど。
でもなんとなく、怖い気がしていた。


だってこの前ﾄｩｷﾞﾋｮﾝとｲｪｿﾝﾋｮﾝが、険悪になったのも・・・きっとその人絡みなんだろ？
二人はいつの間にか仲直りしていたみたいだけど―
その人をﾋｮﾝたちに会わせることで、またあんな空気になるのはごめんだよ。


KH「ふぅ・・・」


僕はリビングのソファーでひとつ息をついた。


EH「なに。お前は楽しみじゃないの〜？」

KH「そんなことないですけど・・・。逆に何でみんなそんなに楽しそうなんですか？」

EH「だって可愛い人みたいじゃん！」

KH「でも、あのｲｪｿﾝﾋｮﾝの幼馴染みですよ？変わり者なんじゃないですか？」

EH「お前。けっこうひどいのな(笑)でもそうかも・・・(笑)」


ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ！


LT「あっ！帰ってきた！」

DH「ﾄｩｷﾞﾋｮﾝずるい！俺も出る！」

KH「・・・；」


バタバタと玄関に向かう二人。
なんていうか。ホントに落ち着きのないﾋｮﾝたちだな。


さぁて、対面の時間か。
お願いだから、面倒ごとは持ち込まないでくださいよ？

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