お人好し ページ4
「ん。あれ・・・？？」
YS「んーー？」
ｼﾞｮﾝｳﾝが運転する車の中で。
私は、はたと我に返った。
なんで私、ｼﾞｮﾝｳﾝの車に乗ってるの？
「ねぇｼﾞｮﾝｳﾝ。この車・・・どこに向かってるの？」
YS「どこって。ﾁｮﾝｱﾝ。お前の実家」
「へっ？！」
ちょっと待ってよ。ｿｳﾙからﾁｮﾝｱﾝなんて、100キロはあるっていうのに！
しかも行ったら、同じ距離を戻らなきゃいけないじゃない！
YS「お前が、ﾄｩｷﾞﾋｮﾝと二人でいる間に寝ちゃったんだろ？」
「お、起こしてくれれば良かったのに〜＞＜」
YS「起こしても起きなかっただろ・・・」
「そうなの？！」
ｲﾄｩｸさんと二人のときにって。
あああ・・・恥ずかしい。
そしてｼﾞｮﾝｳﾝにも申し訳ない・・・。
「ｼﾞｮﾝｳﾝ・・・ありがと・・・」
YS「んーー＾＾」
「ね。でも無理しないでっ？！」
YS「今更かよ(笑)」
確かにそれはもう今更な話で。
あと十数キロってとこで、高速はﾁｮﾝｱﾝ方面の出口に差し掛かるところだった。
＊
家に着くと、母がｼﾞｮﾝｳﾝを出迎えた。
「ｼﾞｮﾝｳﾝじゃない！久しぶり〜会いたかったわ＾＾」
YS「おばさん、お久しぶりです＾＾」
「A・・・アンタ、またｼﾞｮﾝｳﾝに迷惑かけたわけ？！」
はい。そうです・・・ごめんなさい。
返す言葉が無い私。
YS「おばさん。Aのせいじゃないんだ。誘ったのは俺だから＾＾」
「も〜ｼﾞｮﾝｳﾝ！Aのこと甘やかさなくていいから！」
せっかくｼﾞｮﾝｳﾝがかばってくれたのに、一蹴されてしまった・・・。
「それにしてもホントに久しぶりね。ゆっくりしていく時間はある？
なんだったらうちに泊まってくれていっていいのよ？」
YS「いえ、明日も仕事なんでこのまま帰ります。
あ、でも。親父さんに挨拶だけ・・・いいですか？」
うちは日本人で仏教徒だから、仏壇で父を祭っている。
座敷に上がったｼﾞｮﾝｳﾝは。
母に倣って、きちんとしたお作法で父を偲んでくれた。
確かｼﾞｮﾝｳﾝちはクリスチャンだったはずだから―なかなか慣れないよね、きっと。
「ｼﾞｮﾝｳﾝありがとう。お父さんも喜ぶよ」
YS「ん。親父さんにきちんと挨拶できたから。遠くても来た甲斐あった＾＾」
ああ、もう。
こういうところがあるから。
いつまでもあなたを忘れられないんだよ。
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Mercury zero(プロフ) - るいこすたさま 宿舎編、引っ張ってます…。るいこすたさん、このストーリーの登場人物たちの心情を汲み取ってくれててホントに嬉しいです!!実は実はさらっとしたセリフにも意味とかが残るように努力してます(^-^)感情移入しやすいってのも嬉しいな♪ (2012年11月23日 13時) (
レス) id: b256902100 (このIDを非表示/違反報告)
Mercury zero(プロフ) - 和美さま ミンくんいいですよね(^-^)/とか言いながら、私はなんだかんだでぎゅ様が2番目なのですが(笑)はい、何を隠そうｷﾞｭｲｪｶｯﾌﾟﾙが大好きです(聞いてないですね)!! (2012年11月23日 13時) (レス) id: b256902100 (このIDを非表示/違反報告)
和美(プロフ) - あんにょ〜！いいですよ！！お気になさらいでください！私もイェソンの次に好きなのミンくんです！！ (2012年11月20日 9時) (レス) id: 108f6b4293 (このIDを非表示/違反報告)
Mercury zero(プロフ) - たんこま☆さま あんにょ〜ん♪いつも応援ありがとです〜＾＾ホントじれったいですね！そろそろ次章に移らなきゃなのですが〜そのときはもう少し二人の距離を縮めたいかなぁ＾＾更新もじわじわですが（笑）気長にお待ちいただけると嬉しいです♪ (2012年11月19日 23時) (レス) id: ec9afe8fe9 (このIDを非表示/違反報告)
Mercury zero(プロフ) - 和美さま ﾘｺﾒ遅れました！いつもありがとうございます＾＾ようやく、宿舎のシーン・・・。いろいろ挟みすぎました。もうちょっとで次の章になってしまう＾＾；そしてやっぱりメンバー多いのは大変です〜＞＜ (2012年11月19日 23時) (レス) id: ec9afe8fe9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mercury zero
| 作成日時：2012年11月6日 22時
