突然の訪問 ページ29
「ｼﾞｮﾝｳﾝ・・・ホントに来るのかな」
ちょうど今日の夕飯を食べ終わった頃に来たｼﾞｮﾝｳﾝからの電話。
ｼﾞｮﾝｳﾝから連絡をくれるなんて、珍しい。
少し前にうちに来てもらったばかりだけど―なんだかそのときより元気が無かった気がする。
YS『A。そっち・・・行っていいか？』
電話でのｼﾞｮﾝｳﾝの声を思い出す。
何か用事があるって感じでもなかったけど・・・でもちょっと思いつめた声だったな。
なにか・・・あったのかな？
う〜ん、ｼﾞｮﾝｳﾝがいないのに考えてもわからないよね。
私はお気に入りのアロマオイルを焚いて、彼からの連絡を待つことにした。
玄関のカギはもう開けておいた。
＊
YS「ごめん。急に来ちまって」
それから程なくしてやってきたｼﾞｮﾝｳﾝ。
彼が着ているニットの肩に、水滴が何粒も乗っていた。
「外、雨降ってるの？」
YS「ああ。こっち来るときに降りだした」
「夕方までは晴れてたのにね〜」
私はさっき取り込んだばかりのタオルをｼﾞｮﾝｳﾝに差し出した。
雨で濡れているせいなのか・・・どこか憂いがあるｼﾞｮﾝｳﾝ。
男の人なのに・・・やだ、なんか色っぽい。
急にドキドキしてきて、私は玄関の彼から背を向けて先にリビングに入った。
そのあとをｼﾞｮﾝｳﾝがついてくる。
すると―
YS「お、おいっ！なんでこの家、俺だらけなんだ！」
「あ。」
すっかり忘れてた。
この前ｼﾞｮﾝｳﾝにつくってもらった棚にはたくさんのｲｪｿﾝグッズ。
そして壁にはお気に入りのSJポスター。
YS「まるで・・・うちの実家だな(笑)」
「あ、おばさんもこういうのやるんだ？」
YS「ん。カフェとかも俺の写真でいっぱい」
「そうだ！ｼﾞｮﾝｳﾝちのカフェ。ｿｳﾙ来てからまだ行けてない！」
YS「そうなのか？今度連れてってやるよ。母さんたちも喜ぶし＾＾」
あ・・・良かった。
ｼﾞｮﾝｳﾝ、思ったよりも元気そう？
電話の様子だともっと暗かったから、私は少し安心した。
YS「それにしてもすごい量だな。へーこんなのもあるのか」
ｼﾞｮﾝｳﾝは棚の前でしゃがみこんで、私のｲｪｿﾝグッズをしげしげと見ていた。
「だって。私、ｼﾞｮﾝｳﾝがSJになったときからｲｪｿﾝペンだよ？ペン歴長いんだから＾＾」
YS「〜〜！」
何気なく言った私の言葉に。
ｼﾞｮﾝｳﾝは顔を赤くした。
ラッキーアイテム
革ベルト
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Mercury zero(プロフ) - るいこすたさま 宿舎編、引っ張ってます…。るいこすたさん、このストーリーの登場人物たちの心情を汲み取ってくれててホントに嬉しいです!!実は実はさらっとしたセリフにも意味とかが残るように努力してます(^-^)感情移入しやすいってのも嬉しいな♪ (2012年11月23日 13時) (
レス) id: b256902100 (このIDを非表示/違反報告)
Mercury zero(プロフ) - 和美さま ミンくんいいですよね(^-^)/とか言いながら、私はなんだかんだでぎゅ様が2番目なのですが(笑)はい、何を隠そうｷﾞｭｲｪｶｯﾌﾟﾙが大好きです(聞いてないですね)!! (2012年11月23日 13時) (レス) id: b256902100 (このIDを非表示/違反報告)
和美(プロフ) - あんにょ〜！いいですよ！！お気になさらいでください！私もイェソンの次に好きなのミンくんです！！ (2012年11月20日 9時) (レス) id: 108f6b4293 (このIDを非表示/違反報告)
Mercury zero(プロフ) - たんこま☆さま あんにょ〜ん♪いつも応援ありがとです〜＾＾ホントじれったいですね！そろそろ次章に移らなきゃなのですが〜そのときはもう少し二人の距離を縮めたいかなぁ＾＾更新もじわじわですが（笑）気長にお待ちいただけると嬉しいです♪ (2012年11月19日 23時) (レス) id: ec9afe8fe9 (このIDを非表示/違反報告)
Mercury zero(プロフ) - 和美さま ﾘｺﾒ遅れました！いつもありがとうございます＾＾ようやく、宿舎のシーン・・・。いろいろ挟みすぎました。もうちょっとで次の章になってしまう＾＾；そしてやっぱりメンバー多いのは大変です〜＞＜ (2012年11月19日 23時) (レス) id: ec9afe8fe9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mercury zero
| 作成日時：2012年11月6日 22時
