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となりでおやすみ ページ44

今、自分が置かれてる状況がよくわからなくって。
まぶたをぱちぱちしている私。


ベッドの上では、私がジョンウンオッパを背負うような恰好。
んん・・・それとも私がオッパに抱っこされてるの?
どっちでもいいんだけど〜ともかくもそんな体勢。


「?・・・??」


ジョンウンオッパがいつこのマンションに帰ってきたかも。
オッパが私の部屋に入ってきたのも。
そういう物音みたいなものにまるで気付くことなく―どういうわけかこんなことになってて。


実は私・・・夢うつつどころか、完全に寝こけてたの?
そのせいかどうか〜今はすっかり眠気がどっか行っちゃった。


だってオッパとの・・・この距離。
家族じゃない男の人との。
今まであまり慣れ親しんだことのない近さに、動揺と疑問を隠せない。
というか家族とだって、こんなにくっついたりしないよね?


あ、でも。
昔はサトシお兄ちゃんが。
小さな私を抱っこしてくれながらよく一緒に寝てたものだって、お母さんが言ってたな。


って!そんなのホントに大昔の。
私が物心つくかつかないかってときの話だから!!


ジョンウンオッパにぎゅってされてるから。
なかなかそこからは脱け出せそうにないけど。
体勢を変えるように、お布団の中でこそこそっと体を折り曲げる。


と―


YS「大丈夫だ。何も・・・しない」


耳元では、オッパのそんなどこか掠れ気味の声と。
うなじのあたりでは、オッパの前髪が触れる感触。


あ・・・気のせいかな。
オッパの香水の匂いに混じって。
少しだけど・・・お酒の匂い?


もしかして―


「・・・オッパ。酔っ払ってるの?」

YS「んーー^^」

「やっぱり!」


そうだとわかると・・・このワケわかんない状況もなんとなく納得できそうだった。


だけど、前にリナさんが言ってなかった―?
オッパはお酒ほとんど飲めないって。
それなのに飲んできたってことは〜お仕事の付き合いとかだったのかな?


でも、ね。


「あのぉ〜〜オッパも疲れてるなら早く寝たほうが」

YS「ん・・・」

「あ・・・もしかしてこのベッドがいいの?」

YS「ん・・・」

「それじゃ今夜は私がリビングで―」

YS「ん・・・いい」

「え?」

YS「いい。お前とここで寝る・・・」

「!!!」

YS「んーー・・・おやすみ。A」

「オッパ・・・おっ、重いよぉ〜;;」


「おやすみ」って。
オッパはどうか知らないけど―私はこんなんじゃ眠れないよ!

その温度は誰のため2-YS→←聖なる盗賊3-YS



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瞳子(トーコ)(プロフ) - ご無沙汰です^_^ 飄々としたところは一緒だけど、ちょっと違うところをもう一つのお話とで楽しんでます♪ マンネが穏やかではありませんが(笑)とっても遅コメすみません(;^_^A (2016年3月25日 7時) (レス) id: 374e9382cf (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - あぁぁ夜這いもポッポもお預けなのね、、、声だけで我慢しろと(*´Д`*) (2016年3月6日 0時) (レス) id: 152a7803ba (このIDを非表示/違反報告)
Mercury zero(プロフ) - ayaさん» あれま、凹んでたとなっ!いろいろ身の回りに変化があったのかな?また今度ゆっくり話聞きたい(^^)v こっちの兄さんはもっと色々頑張れよ、少しくらいナンかしろよって感じじゃない?wwオンニが応援してくれてるドリダン兄さんの方も少し続き書いたからね〜♪ (2015年10月8日 0時) (レス) id: 6a9bdfd1d2 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - なんかイイよね、何もせずに寝るのも。癒される(*´ω`*)わし、兄さんの肌質(腕)好きなのよ笑←またマニアックな話に笑 あの腕でぎゅッとされたいよね(’-’*)凹んでる時にタイミング良く更新してくれて生き返ったよwありがとぅ(о´∀`о) (2015年10月3日 18時) (レス) id: 81aea6774b (このIDを非表示/違反報告)
Mercury zero(プロフ) - あやさん» あやママwwそのテンションに吹きましたwwそれっぽい展開デスガ、まだまだ兄さんには良い目見させたくなーい(´▽`)← 現段階では酒の力を借りてもこんなもんかと... (2015年9月24日 0時) (レス) id: 6a9bdfd1d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Mercury zero | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/mercuryzero/  
作成日時:2014年10月19日 22時

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