Candy Man vol.4

新たなる刺客-KH ページ25

煮物・・・キンパボのジャスティンが作ったっていう煮物。
食べたんだ・・・ｲｪｿﾝﾋｮﾝ。
へぇぇ〜〜美味しかったんだ(笑)


や、僕は普段から。
料理や食べることに関しては、特になんの思い入れも苦労もないんですけど。
あーあ・・・僕のすぐ隣のﾘｮｳｸは。


RW「ふふ＾＾」

KH「ﾘｮｳｸ・・・お手柔らかにな」


ニッコリとｲｪｿﾝﾋｮﾝとジャスティンのやり取りを見守って〜まだ顔には出してないけど。
内心では絶対ムカついてる・・・！
だって食事を摂り忘れるｲｪｿﾝﾋｮﾝの世話をするのに、いつも手を焼かされてるんだ。


そして、その一方で。


HC「じゃあ聞くけどよー。今、日本で大人気のキャラクター。言えっか？」

WJ「もちろん！ふなっしだなっしーッ♪♪」

HC「バッカ！ｱｽｶに決まってんだろ！！」

WJ「えっ・・・；ゆるキャラの話じゃないんですか・・・？」


これも見た目での判断だけど。
グループの中でも、誰より年が下でありそうなメンバーを相手に。
謎の問答を繰り広げては・・・その結果に、ふふんとでも言いたげに鼻高々のﾋｮﾝ。


あのぉ・・・ﾋﾁｮﾙﾋｮﾝ。
ステージ用のメイクもバッチリで、そこらの女の人以上の。
それこそ昨夜のちびっこ、Aなんて及ばないくらいの色気すら漂うアナタが。
そんな子どもじみた張り合い・・・やめてください。


うちのリーダー含め―
なんだか、誰もが収集のつかない状況になり始めたとき。


ﾌｪｲ「ｷｭﾋｮﾝ、さん。Super Junior-Mの・・・」

KH「はっ？！そう〜ですけど」

ﾌｪｲ「僕はフェイと申します。中国の香港出身でして―」


さっきのジャスティンよろしく。
いつの間にか音もなく、僕のすぐ傍に距離を詰めていた―細身の男。


このフェイとかいう人は。
あごのラインがシュッと鋭角で、全体的に面長な顔。
そして漆黒の髪をひとまとめに束ね上げていて―それが背中の中間あたりまで流れている。


この人だけ今日の衣装もどことなく、詰め襟の中華服って感じで。
伝統舞踊や格闘技をやってます、と言われれば〜
そうか、と納得しちゃいそうな気配だ。


で？なんでまた、僕のところに来るんだよ？
そう思ったら。


ﾌｪｲ「ｷｭﾋｮﾝさんは。SJやSJ-Mの中でも・・・知的で冷静な方だと伺ってたので。ククッ(笑)」


ああ、そうだよそのとおり。
僕はSJの参謀役を自負してるけどさ。


今の含み笑い―
さすがの僕も、すっげームカつく。

プラスチックボム-HC→←ブレたヤツが負け2-HC

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す