くじけぬこころを手に入れた! ページ15
このお店の・・・裏の勤務事情っていうのかな。
2日目にして、こうしてそれを知らされて。
私も今でこそ〜納得できなくも無い、けど。
ジルさんがすげないのはともかく、せめて他の人だけでも。
もうちょっと〜違う態度してくれれば、初日で辞めちゃう人も減るんじゃないかなって。
そんなこと思ってしまう私は、やっぱり甘い・・・かなぁ?
う〜ん。
一発目の関門、かぁ。
「ねぇ、アヨンちゃん。第一関門がクリアーなら〜その先にはどんな試練があるの;」
「ああ、それは〜色々ですよぉ!」
「う、うん」
「お仕事覚えなきゃいけないことたくさんあるし。あとは夜遅いこともあるし〜?」
「あっ、遅番?韓国のお店って〜閉店時間遅いもんね」
「はい!だからアフター6のデートなんてとんでもありませーん^^
Aオンニは、彼氏いるんですかぁ?」
「・・・いません;」
これからの試練の内容には・・・やっぱり気は抜けなさそうだけど。
最後の質問には、残念な返事をしている私(笑)
とりあえずそっち方面は〜なんにも心配ナシ、です。
複雑な気に駆られながらも。
テーブルに置いた、ペーパーバッグを開く。
今日はお弁当まで作る余裕が無かったから。
ユニフォーム姿のままアヨンちゃんと、ここの数件隣のパン屋さんに行って。
ピーナツクリームのパンを買って来た。
「ジルオンニもね〜コワイようで根は優しいんですよ〜^^」
「ほ、ホント・・・?」
「うんうん!Aオンニよりもオンニだけど、可愛いところあるし〜♪」
ジルさんは〜リナさんとはまたちょっと違ったタイプだけど。
どっちかというと可愛いよりも美人って感じだよね?
堅めのパンを頬張りながら。
アヨンちゃんの言葉に、目を丸くしてると。
「・・・お疲れさま」
「!!」
「あっ!ジルオンニも休憩ですかぁ^^」
「ええ」
たった今ウワサしていたジルさんが、このバックヤードに入ってきて。
口に入れていたパンを思わずごくんっと飲みこむ。
そして、それは。
「むぐ・・・っ!」
案の定、喉のところでつっかえて。
やだ、苦しい・・・イタイ・・・!
胸元を握りこぶしで、ボンボンと打ち付けていると。
「なにやってるのよ。ほら、これ飲めば」
「えっ・・・!」
「差し入れよ。ああ、でも。ついてるシリアルナンバーは私がもらうわ」
ジルさんがそう言って、コトンとテーブルに置いたボトル。
こっ、この見覚えのあるピンク色の液体はもしやもしや・・・?!
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瞳子(トーコ)(プロフ) - ご無沙汰です^_^ 飄々としたところは一緒だけど、ちょっと違うところをもう一つのお話とで楽しんでます♪ マンネが穏やかではありませんが(笑)とっても遅コメすみません(;^_^A (2016年3月25日 7時) (レス) id: 374e9382cf (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - あぁぁ夜這いもポッポもお預けなのね、、、声だけで我慢しろと(*´Д`*) (2016年3月6日 0時) (レス) id: 152a7803ba (このIDを非表示/違反報告)
Mercury zero(プロフ) - ayaさん» あれま、凹んでたとなっ!いろいろ身の回りに変化があったのかな?また今度ゆっくり話聞きたい(^^)v こっちの兄さんはもっと色々頑張れよ、少しくらいナンかしろよって感じじゃない?wwオンニが応援してくれてるドリダン兄さんの方も少し続き書いたからね〜♪ (2015年10月8日 0時) (レス) id: 6a9bdfd1d2 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - なんかイイよね、何もせずに寝るのも。癒される(*´ω`*)わし、兄さんの肌質(腕)好きなのよ笑←またマニアックな話に笑 あの腕でぎゅッとされたいよね(’-’*)凹んでる時にタイミング良く更新してくれて生き返ったよwありがとぅ(о´∀`о) (2015年10月3日 18時) (レス) id: 81aea6774b (このIDを非表示/違反報告)
Mercury zero(プロフ) - あやさん» あやママwwそのテンションに吹きましたwwそれっぽい展開デスガ、まだまだ兄さんには良い目見させたくなーい(´▽`)← 現段階では酒の力を借りてもこんなもんかと... (2015年9月24日 0時) (レス) id: 6a9bdfd1d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Mercury zero | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/mercuryzero/
作成日時:2014年10月19日 22時