男たちの砦-YS ページ7
YS「おいで」
「あ・・・あ・・・うわわ」
驚愕の表情のまま、塗り固められたように。
カチコチになってるAの身を、そっと中に引き寄せる。
Aが俺たちのことをきちんと知っているというのであれば―
この反応は妥当ともいえる、な。
むしろお決まりというか、お約束すぎて期待外れなくらいさ(笑)
でもこれで、ここにいるヤツらを一人ひとり紹介なんざする手間が省けた。
口下手なこの俺がそんな面倒な役割を買うわけもなく。
そしてそんなことをするために、Aを連れてきたわけじゃないからな。
YS「トゥギヒョンは―帰ってるのか?」
EH「いや、まだ。きっと遅くなるんじゃね〜の?」
YS「んーー。それじゃ・・・リョウクかソンミンは。いるか?」
EH「その二人ならどっちもリビングにいるよ〜ん^^」
それは好都合、だな。
そんなことを思いながら、歩幅の小さい妹の手を引いて。
この家の廊下を抜ける。
が―
SM「あ・・・」
KH「・・・!」
RW「イェソンヒョン・・・その子は・・・?」
リビングに足を踏み入れた瞬間に。
何対もの好奇の視線に、俺とAは捕まった。
まぁ・・・こうなることはわかっちゃいたが。
今夜に限って、やたらとメンバーの顔ぶれが揃っている宿舎。
大丈夫だとは思うが。
Aを―悪いようにはしないでくれよ?
*
DH「リナちゃん、どうぞ座って^^キュヒョナ、お前はそっち行けって」
KH「なっ?!」
EH「ドンヘ、あんまり馴れ馴れしくすんなって><
リナさんって〜イェソンヒョンの彼女かもしんねーんだろ?」
ゲームをしていたらしき、マンネをソファの端に追いやったドンヘが。
Aを同じ場所に座るように促している。
そんなドンヘに、ウニョクが気を利かそうとしているが。
おい・・・ちょっと待て。
なんか知らんが、謎の誤解が兄弟たちの間に生まれている。
俺とAのどこをどう見たら。
彼女が・・・俺の女だってことになるんだ(笑)
そして。
YS「コイツはリナじゃない」
DH「へっ?」
YS「A、だ」
EH「あ、別人?!そっかぁ〜なんか聞いた話とイメージが違うなって思ったんだよな!」
ごく最低限の補足をしたところで、素直に納得している弟たち。
それはいいんだが―
DH「それじゃ、そのAちゃんは。どうして俺たちに会いに来てくれたの^^」
「え・・・え・・・?」
ソファに座らせたAだけは。
瞳をしばたたかせていた。
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Mercury zero(プロフ) - あやさん» あやママ〜♪今章もお付き合いいただきありがとぉでした^^今日はツイにていっぱいお話できて嬉しかったよー!うんうん、スパショ楽しみね♪メンボたちいっぱい応援しようね〜^^ (2014年10月19日 23時) (レス) id: 6a9bdfd1d2 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - ゆっくり待つよ♪その間に他のを、リピしたり楽しむから!スパショも、間もなくだしねっ(^O^)/ (2014年10月19日 16時) (レス) id: ba84799e01 (このIDを非表示/違反報告)
Mercury zero(プロフ) - あやさん» あやママ、SMT行ったのね!カッパリョングでしょー!私も見たかった♪でもあの日みんなサムイサムイって言ってて...大変なお天気の応援、お疲れさまでした^^;今度のスパショ!それまでにこっちの更新も頑張らなきゃね♪ (2014年10月12日 0時) (レス) id: 6a9bdfd1d2 (このIDを非表示/違反報告)
Mercury zero(プロフ) - かじゅさん» かじゅさんwwこちらでのコメ嬉しいわw兄さんをロリ...コンに仕立て上げちゃってごめんなさい(´・ω・`)今後もかっこいい兄さんはあまり期待できないけど、ラブラブにはさせたいんだよぉ!なが〜い目で待っててね☆ (2014年10月12日 0時) (レス) id: 6a9bdfd1d2 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 怒涛の更新コマウォ♪雨のSMTではMメンボのカッパ姿に萌えてきたよ(笑) (2014年10月11日 7時) (レス) id: ba84799e01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Mercury zero | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/mercuryzero/
作成日時:2014年8月16日 0時