BE THERE vol.6

終わらない夢の時間-KH ページ34

SJのヤングチーム―アットネズミ御殿。


僕の身には。
ネズ耳に、首にはラメラメのチケットホルダー。
そして胸に抱えているのは大量のポップコーンが入った、デカイバケツみたいなケース(笑)


もうとっくに日は落ちたものの。
まだまだ魔法が解けることのない、夢の国。


KH「んっ。これ美味しい」

DH「俺にもちょっとちょーだい＾＾」


ポップコーンを、もぎゅもぎゅとほおばっていると。
横から伸びてきたﾄﾞﾝﾍﾋｮﾝの手が、バケツの中を豪快にすくっていった。
それ。ちょっとって量じゃないと思うんですけど・・・ま、いいや。


とりあえず、僕たち。
全力でネズミ御殿をマンキツ中。


あれから僕たちは、ヤバイ行列に並んでいくつかのアトラクションに乗ってみたり。
買い物してみたり、こうやってなんか食べたり。
さっきはｳﾆｮｸﾋｮﾝと一緒に塩バニラのアイスも食べた。


うん。ストロベリーもいいけど、バニラも悪くないかも。
確かこのふたつだったら、Aﾇﾅもバニラが好きだって言ってたっけか。


あ・・・そういえば。


KH「ﾘｮｳｸ。ｲｪｿﾝﾋｮﾝからなんか連絡入ってたりしてるか？」

RW「んっ？ちょっと待ってね・・・。う〜ん、特に着信もメールも無いや」


ふと、ここにはいない人のことを思い出してﾘｮｳｸに声を掛けてみるも。
ﾘｮｳｸが取り出したケータイには〜あの人がここから少し離れた場所で。
果たして無事なのかもそうでないかも、わかるようなものは残ってないようだった。


RW「ｲｪｿﾝﾋｮﾝのことなんか、僕すっかり忘れてたよ(笑)」

EH「おまっ！今朝あれだけ心配してたくせになぁ〜(笑)」

SM「ｲｪｿﾝﾋｮﾝも気になるけど。他のﾋｮﾝたちは、今日どこに行ってるんだろうね？」


ああ・・・年長組か。
ｲｪｿﾝﾋｮﾝの話じゃ、僕らが出発するときには。
同室のｶﾝｲﾝﾋｮﾝはぐっすり眠りこけてたってことだったけど。


歩き疲れて、ベンチに腰掛けながらそんな会話をしてると。


HC「お前〜〜！いつまでそのクマそうやって持ってるんだよ！」

LT「え、えへっ♪だって〜可愛いし？」

SW「いいじゃないですか。ﾄｩｷﾞﾋｮﾝに似合ってますよ＾＾」

SD「腹減ったな〜〜。でもどこも激混みっ＞＜」

KI「もう買い食いでいいんじゃないのか？」


少し先の方で・・・聞き覚えのある声たちが。
僕らの耳に入ってきたのだった。


ハイ、ｲｪｿﾝﾋｮﾝ以外のSJメンバー。
この夢の国にてまさかの・・・大集結。

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