藍色少女とグリフィンドール【ハリー・ポッターと賢者の石】 (ページ11)

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１０：飛行訓練【4】ページ11

それからは、痛みで意識がはっきりしなかったが、思い出し玉が落ちてきたのは覚えている。

迷わず、箒に飛び乗り、小さい玉を痛まない方の手でキャッチした。

その途端、バランスを崩し、６m位から、落ちた。

A「いった...!」

　激痛に顔を僻ませ、マルフォイの方を睨む。

こんなことになったのもマルフォイのせいだ。

マ「mt.ポッター！」

　スリザリンの奴等が鼻で笑う。

何があったのかは考えることも出来ないほど、痛くて我慢するのも大変だ。

マ「ms.カーディフ！」

　退学だろうか。

フーチ先生が箒を飛ばしたら駄目だ、って言っていた。

マ「医務室に行きなさい」

　優しい声だった。

足を早めに動かしながら、医務室に向かっていく。

マ「ウィーズリー、ms.カーディフに付き添いなさい」

　後から、赤毛ののっぽのウィーズリー...君が来た。

今すぐここから立ち退きたかった。

冷やかしの声が聞こえるし、私も女子だ。

恥ずかしい。