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１：組分け ページ2
「カーディフ・A」
そう呼ばれたのが、ずっと前に感じた。
私の名前を読んでから、５分位たった気がする。
いい加減、ざわめきが起こってきた。
A「まだ、決まらないんですか？」
イライラを押さえるように、小さな声で帽子に尋ねた。
答えてくれるかは定かではないが (100歩譲って、帽子だもの)我慢の限界に達していた。
「スリザリンでもいいか...」
A「あ、それは嫌だな」
「スリザリンに入れば、君の能力を最大限に引き出せるが...」
A「グリフィンドールがいいです」
私の言い分を聞かない帽子に対しても腹が立ってきて、自分の希望をストレートに言ってしまった。
帽子は項垂れたような声を出し､「グリフィンドール」と宣言した。
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