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相「まぁとりあえずゆっくりしてってよ。
時間ならたっぷりあるしね。」
私のためにソファに空けられたスペースにちょこんと座る。
なんか、緊張するなぁ。
心臓ドッキドキだよ…。
『あっと、あ、ありがとう。』
ぎこちない話し方がなんとなく雰囲気を気まずくする。
サ「あ、そういえばお客さん来てるんだしおもてなししないと！！」
思いついたように言ったサグワくんは、その事に気づいたことを満足そうにしながらキッチンの方へ向かった。
ジ「こうゆう時だけいい子なんだもんなぁ、サグワは。」
へ「ずるいっすね！偽り見せてもなんもなりませんよ！」
ここでへきトラの茶番が始まる。
それを微笑ましいなぁ、なんて思いながら見ていると、
ジ「え、なに。ニヤニヤしながら見られてるんですけど。怖いわ。」
なんて引いた目で見られちゃって。
『えっ、ごめんなさい！楽しいなぁ、って思ってたらつい口元が…』
慌てて笑って誤魔化しながら言い訳を探す。
やだもん、変な人だって思われたら。
ジ「ふぅん。」
返ってきたのはたったその一言。
あ、れ？さっきの優男はどこいったの？
なんか私やばいこと言っちゃったかな！？
そんな時、ナイスタイミングでサグワくんが戻ってきた。
サ「なんか庶民のお菓子しかないけど、、どうぞ。あと庶民の飲み物。｣
そう言って出されたのは数種類のお菓子。
でも、これはどう見ても庶民のお菓子じゃないよね？こんなん、見たことないよ！？
飲み物は、お茶だからまだ分かるけど…
『えっ、何これ〜、ありがと！』
中身が気になり、早速一つ手に取ってみる。
『んじゃあ、いただきまーす。』
そう言って袋を破り、取り出してみると…
『なに！この！チョコレート！！
なんかめっちゃ高級そうなんだけど！！』
出てきたのはチョコレート。
形は丸くて、ココアパウダーでコーティングしてある。
トリュフ、みたいな感じ。
ジ「ぜってぇチョコにお茶とか合わないだろ。」
ジンくんは何やらブツブツ言ってるけど、そこはノータッチでチョコレートを口に入れてみる。
『うわぁ！すごい！めっちゃくちゃ美味しいよ！サグワくん！』
なんだか、トリュフの世界観が変わった。
めっちゃ美味しい。
こんなの食べたことない！
サ「おぉ、それならよかった！
Aちゃんならこのくらい普通かなぁって思ってさ、奮発しといた！」
そう言いながら喜ぶサグワくんの笑顔つられて私も笑顔になった。
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りこ(プロフ) - また、ジンくんメインのお話だしてください！ (2017年9月2日 13時) (
レス) id: 0036a49bf6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずは(プロフ) - 続きすごいみたいんで続けて欲しいです！ (2017年9月2日 12時) (レス) id: 9d2ac60db9 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - この続きも凄く楽しみなんですけど、新しい話もみたいです!!! (2017年9月1日 23時) (レス) id: 977a169858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めら | 作成日時：2017年8月24日 3時
