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story.07 ページ8

月曜日。学校へ向かう。
いつもだったら、彰太たちを待って一緒に行くんだけども。

教室へ入ると、「おはよー!」と裕美が後ろから声をかけた

「そう言えば、裕美。親の件どうだった?俺、仲直り?したよ」

「……そっか。私…ダメだった。」

「…大丈夫だよ。」

「ねえ。日向くんは私のこと愛してくれるんだよね?」

「おう」

「なら抱き締めてよ。……このまま心が消えちゃいそうだから」

「いくらでも抱き締めてやるよ」

泣くのをこらえている裕美。

先生「おーい伊東日向?イチャつくのは構わないが今日日直だからな?」

「うお!?いきなり話しかけないでくださいよ!!」

先生「あはは、青春だなー」

「笑い事じゃないよ、先生」

裕美が笑った。うん可愛い←

「裕美はずっと笑ってろよ。前みたいな悪女じみた笑いは似合わない」

「う、うん」

独身の先生の目の前でイチャつく俺たち(笑)

藍原「おはよう!日向、裕美」
彰太「よお」

藍原と裕美の仲は良くなって、今は普通に楽しそうに喋ってる

先生「俺にも奥さん…できるかな?」
「「その前に気の合う女性を見つけないと」」

皆で息が揃った瞬間。

先生「仲がいいのは嬉しいが今の言葉は先生の胸に突き刺さったよ……」

**

「きりーつ、きをつけー、れーぃ」

やる気のない号令と共に授業が始まった。
もうすぐ始まる学園祭。1日目と2日目は文化祭。3日目は体育祭という日程。

「学園祭のクラスの出し物について話し合いまーす」

委員長の声と同時にざわざわと煩くなる教室。

「執事・メイド喫茶がいいと思いまーす」
「え、冥土喫茶?」
「違うよww」
「ロミジュリの劇は?」

いろんな意見が飛び交う。結局決まったのは、劇や喫茶をさしおいて

「お化け屋敷に決定しまーす」

うん、なんで?
裕美「日向くん、どうしたの?」

彰太「ドンマイ」
藍原「日向、昔からオカルトの類い大嫌いだもんね(笑)」

「言うなよっ!!」

そう。小学校のとき、富士山のある県のQがつく遊園地にて。お化け屋敷に入ってトラウマになったことがある。

それ以来、時が経つ度「今年の俺は大丈夫」と言い聞かせてチャレンジするも失敗。
暗闇恐怖症となるまでに。

「ひ、裕美。情けないだろ?俺…」

「ううん。私、お化け屋敷…」

あ、裕美も苦手なのか?

「…大好きだから!エスコートしてあげる♪」

彰太「良かったな…w」

「笑うなよ!!」

何かこの先が危うい気がする…

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慄香♪ - 『カレカノ練習』、『トモダチ降格』と読まさせていただきました!面白いです!続きが気になるので更新頑張ってください! (2014年11月24日 23時) (レス) id: e15d098c1a (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 何か もう…意味わかんない(苦笑) (2014年10月16日 19時) (レス) id: 70f49a25e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はる | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yukayumiharuna/  
作成日時:2014年7月13日 12時

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