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次の日になり、俺たちは中華街にいた。
やっぱり昨日の夕食後、太田が泣いていたことが気になる。
彰太「おい、どうした?」
「何でもないよ?」
鈴木「次は眼鏡橋ですね」
写真撮ったりして、しばらくすると
藍原「ねぇ、日向。彰太たちは何処に行ったの?」
「探すか。俺こっち見てくるから」
探してすぐ二人の影が見えた
「彰太くん、私ね。彰太くんのこと諦める。今までごめんね」
「最後に気持ちに区切りをつけたいから。……キスして?」
俺は呆然としていた。何故か浮かぶ安堵感
俺の反対側に藍原が泣き崩れているのが見えた。
慰めに行く。そして心にも無い言葉を発する。
「彼奴、最低だな」
藍原の頭を撫でる。彼奴?最低なのは俺の方だろ?
その時
「何してんだよ。日向」
「しょうt(バコッ……痛ッ、何すんだよ!!」
「俺が此奴が好きだって知ってんだろ!?なら何でっ」
「…なら泣かせんなよ!!」
俺の…初恋の人を……
譲ってやったのに。お前なら幸せにできると信じてたのに
「紛らわしいことしてんじゃねーよ」
お前にも幸せになってほしいんだ
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慄香♪ - 『カレカノ練習』、『トモダチ降格』と読まさせていただきました!面白いです!続きが気になるので更新頑張ってください! (2014年11月24日 23時) (レス) id: e15d098c1a (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 何か もう…意味わかんない(苦笑) (2014年10月16日 19時) (レス) id: 70f49a25e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はる | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yukayumiharuna/
作成日時:2014年7月13日 12時