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幽波紋の存在 ページ9

ひとまずホリィさんを別室に運んだはいいが
気になることがいくつかある。
まずは『スタンド』というもの。アヴドゥルさんはそのスタンドが害になっていると言っていた。
二つ目、ディオの存在。このディオを倒さねばホリィさんはおそらく助からないということ。
最後にジョースター家の血。血統の問題というのであればかなり昔からなのだろうか。
ジョセフさん達はと言うと、複数の写真を見ながら何か話している。


承「ひょっとしたらその闇とやらがどこか分かるかもしれねぇ」


承太郎さんはアヴドゥルさんから写真を受け取り、背中から何が人型の幽霊みたいなのを出した。
...背中から幽霊???


A「な、なんですかその奇妙なものは...ホリィさんのイバラといいそれももしかして
  『スタンド』と言うものなのですか...?」

ジ「そうか。君にも見えているんじゃな。後ほど詳しく話そう。」

承「ディオの背後の空間に何か見つけた」


見えていたって何?
見えない人もいるって言い方だけどそれってやっぱり幽霊なんじゃ?
色々考えているうちに、承太郎さんが出した『スタンド?』がメモに何か書き始めた。
そこに描かれたのは、ハエ。
アヴドゥルさんは何か見覚えがあるようで書庫に走っていった。


ホ「う...うん」

A「ホリィさん!!承太郎さんお水をいただいてもいいですか??」


本来なら私が取りに行くべきだったが、ホリィさんのそばに居ておきたかった。
私がもう少し早く起きていれば少しはマシだったかもしれない。
そんな数時間前の自分を悔いている。

少しして承太郎さんが戻ってきた。


ホ「ありがとう、承太郎
  ほんと私ったらどうしちゃったのかしら。急に熱が出て気を失うなんて。」


そう気丈に振る舞うホリィさんの背中には未だいばらのようなものが見えている。
今だってジョセフさんに看病をしてもらっているがあんなに笑って...


ホ「さてと承太郎、今晩何食べる?」

承「動くな!静かに寝てろ!!」

A「急に大きな声を出さないでください。隣で叫ばれると耳がやられます。」

承「ね...熱が下がるまで何もするなってことだ。」


帽子を深く被り、早く治せとつぶやく承太郎さん。
心配でどうしようもないって感じだ。
ホリィさんはと言うもの布団に入るなりまたすぐに気を失ってしまった。
今どうすることもできない現状。
私にできることはないのだろうか。

DIOと言う男→←静けさの後



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しゃけ(プロフ) - やぁでぅんさん» コメントありがとうございます!少しずつですが更新頑張りますっ!ありがとうございます.ˬ.)" (8月8日 23時) (レス) id: cbf37f5f25 (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - とても面白いです!これからも更新頑張って下さい! (8月7日 14時) (レス) id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゃけ | 作成日時:2023年7月25日 10時

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