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静けさの後 ページ8

花「やぁ、僕は夕方寝てしまったから眠たくないです。
  君はそんな薄着で風邪をひいてしまいますよ。」

A「それは花京院さんも同じですよ。
  もう入りましょうか。」

花「そうするとしましょう、また明日。」

A「はい、おやすみなさい。いい夢を。」


そんな短い他愛もない話をし自室に戻る。
気持ちが落ち着いたからか、布団に入るなり寝るのに時間を要しなかった。

〜朝〜

少し開けておいた襖から朝日の光で目が覚める。
ホリィさんはもう起きているだろうか。
そもそも今何時だ...?
お借りしていた寝巻きから自分の服に着替え
台所へ向かう。


A「???なぜこんなところにスプーンが?」


私はスプーンを拾いすぐ横の台所を見る。
電気もついていない、冷蔵庫が不自然に開いており
食器が散乱している。
普通ではないことは確か。
よく目を凝らすと開いた冷蔵庫の奥に手が見える。
それが何を意味するかはすぐに理解した。


A「ホリィさん!!!」


すぐに駆け寄りホリィさんを抱えた。
苦しさで唸っている。額に手を添えると焼けるほど高熱。
さらに首元にイバラのようなものが見える。
これは一体...?


ア「ホ、ホリィさん!!」

A「アヴドゥルさん!
  ホリィさんが高熱でしかも首の後ろにイバラのようなものが見えるんです!
  それに酷く唸っていて非常によくありません!」

ア「し、失礼!」


アヴドゥルさんはホリィさんをうつ伏せにし服を脱がせた。
そこには


ア「な...なんてことだ。...透ける!幽波紋だ。
  ホリィさんにも幽波紋が発現している!」

A「す、スタンド?なんですかそれは!ホリィさんは大丈夫なんですか?!」

ア「いや、非常にまずい。幽波紋が害になっている。
  ジョースター家の血が流れている限り、ディオからの影響はあるはずだったのだ。」

A「ディオ?!もう何をさっきから言ってるんですか!」

ア「非常にまずい、このままでは取り殺されてしまう...!」

A「あっ、ジョセフさん、承太郎さん...ホリィさんが、ホリィさんがぁ......」

ジ「ス、幽波紋が.......ホリィ..」

ジ「わしの、最も恐れていたことが起こりよった!
  つ、ついに娘に幽波紋が...」


なんなんだ皆んなしてスタンドスタンドって
このイバラみたいなのがそのスタンドってわかってるなら早く治してよ...

幽波紋の存在→←賑わいの裏側



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しゃけ(プロフ) - やぁでぅんさん» コメントありがとうございます!少しずつですが更新頑張りますっ!ありがとうございます.ˬ.)" (8月8日 23時) (レス) id: cbf37f5f25 (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - とても面白いです!これからも更新頑張って下さい! (8月7日 14時) (レス) id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゃけ | 作成日時:2023年7月25日 10時

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