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霧の中にあるもの ページ43

ポ「霧がだいぶ強くなってきやがった。」

ジ「大丈夫か?まだ早いがあれなら休んでも構わんぞ」

ポ「横はすぐ崖だしよ、すぐそこにちいせぇ町があるからそこで休むか」


崖の少し下に霧がかってよく見えないが町がある。
少し不気味な雰囲気があるがこのまま進んでも危ないので今日はそこで泊まることになった。
人口は数千人程度か。
建物もそんなに汚くは無いがそれよりも…


A「目に光がない。ここにいる人皆''死んでる''みたいに見えます。」

承「同感だぜ。俺たちに目を合わせようとしない。」

ジ「こういう時の挨拶はこうじゃ!」

ジ「アッチャラーム アレイクム」


ジョセフさんはスマイルいっぱいで店の店主に挨拶をした。
じっと遠くを見たまま店主はOPENの看板をCLOSEDに変えた。
…部外者はお断りって訳だ。
これはホテルも取れそうにないな。


ジ「こ、この街にホテルはあるかな?」

店主「...知らないね。」


完全に部外者お断りスタイルだな。
ホテルが見つからないとすると野宿?車もオープンカーだから野宿とそう変わりない。
ジョセフさんも呆気に取られて言葉も出ない。
店主はというと少し無言の後、後ろを向いて去ってしまった。
その時店主の首元にゴキブリのようなものが見えたような気がしたが...
気のせいか。


ポ「滑舌が悪いから伝わらなかったんだよ。
  あそこの座ってる男に聞いてみよう。」


と、ポルナレフは向こうの男の元へ向かった。
私も他を聞きに行こうとしたが
承太郎に止められてしまった。


承「危ねぇからここを動くんじゃあないぜ」

ポ「うわぁ!!!」


何故かと聞こうとした時ポルナレフの叫び声が聞こえた。
何かあったのかとすぐに駆けつけそこをみる。
...死体だ。それも恐怖の顔のまま死んでいる。
心臓麻痺か何かか?
そう思ったがこの男の右手には拳銃が握られている。
それもまだ銃口から煙が出ている。
私たちがここに到着してから銃声は聞いていない。
となると到着するほんの少し前...


花「ざっと見たところ傷はないし血も出ていない。」

ポ「じゃあなんで死んでるんだよ!」

A「...幽波紋。これなら納得いきますよね。」

花「ッ!と、とにかく警察を呼んでもらいましょう!」


多分だがここに警察なんていない。
いたとしてもそいつはまともではないだろうな。
花京院が女性に頼んでいるが見たところ”普通”の反応じゃない。


A「花京院さん、ちょっとこっちへ。」

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しゃけ(プロフ) - やぁでぅんさん» コメントありがとうございます!少しずつですが更新頑張りますっ!ありがとうございます.ˬ.)" (8月8日 23時) (レス) id: cbf37f5f25 (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - とても面白いです!これからも更新頑張って下さい! (8月7日 14時) (レス) id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゃけ | 作成日時:2023年7月25日 10時

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