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何も思い出せない ページ5

A「あ、えっと、その」


びっくりするくらい言い訳が思いつかない。
ここにいては悪いから何か安心できることを言ってから出たいが...
生憎何にも覚えてないもんで言葉にもならない。


ホ「ねぇ、Aちゃんさえ良ければ今晩泊まって行かない?」

A「えっ、そんな申し訳ないです。介抱していただいてその上泊まるだなんて...」

ホ「いいのよいいのよ!その代わり色々手伝ってくれると助かるわぁ♪」

A「!はい!わかりました。よろしくお願いします!」


優しさに甘えてしまう。
たまにはこういうのも悪くないな。
前はもっと...
前...???
前はもっとなんだ? だめだ思い出せない。
思い出そうとすると少し頭が痛い。


ホ「そうだ、承太郎が連れて帰ってきたあの子の手当してくるわね。」

ホ「Aちゃんはゆっくりしててね。後で晩御飯の用意でもしましょう♪」


何だかすごく落ち着くな。
倒れてよかったまでは言わないが、倒れたのがホリィさんの家の前でよかった。
しかし......


A「広いなぁ...」


庭あるし、池あるし、橋までついてるし。
私の家はどんな家だったのだろう。
というか、今はまだ明るいからいいが
暗くなりさらに別のところに泊まるとなると、親は心配するのでは?
とは言っても連絡手段もなければ、連絡するところすらわからない。
まぁ今はあまり気にしすぎてはダメだな。


A「布団、畳んでおこう。」

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後2話で平和な日常が終わります。
こんな感じで空条家の日常を書いてもいいんですけどね(((

カレーとインド人→←血まみれの男性



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しゃけ(プロフ) - やぁでぅんさん» コメントありがとうございます!少しずつですが更新頑張りますっ!ありがとうございます.ˬ.)" (8月8日 23時) (レス) id: cbf37f5f25 (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - とても面白いです!これからも更新頑張って下さい! (8月7日 14時) (レス) id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゃけ | 作成日時:2023年7月25日 10時

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