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神出鬼没 ページ39

ジ「うん?何?!」


ジョセフさんが急に後ろを振り返った。
私たちも振り返るとそこにはさっきの車が停まっていた。
どうやらコップに映ったらしい。
運転席には誰もいない。
さすれば、ここにいる誰かが運転手か。


店主に聞くも見ていない分からないと言う。
そしてさすがの暴力軍団。
片っ端からぶん殴って尋問している。
アンちゃんには悪いので目を隠す。

ブロロロロ


A「なっ!エンジン音が聞こえます!あの車運転手乗ってますよ!」

そして走り去ってしまった。
これはもしかして私たち.....


ポ「おちょくられたのか...?」

ジ「誰かやつの顔を見たか?」

A「見ていないです...気がついた時にはもう。」

ポ「追いかけてとっ捕まえてはっきりさせんことには、イラついてしょうがねぇぜ。」


私たちも急いで車に乗り車を追いかける。
さっきよりも荒っぽい運転に左右に振り回される。


承「だから捕まっとけって言ってんだろ。」

A「でもアンちゃんをしっかり掴んどかないと...」

承「お前が吹っ飛んだらこいつも飛ぶだろうが。ジジイに任せておけ。」

A「あ...はい。わかりました。
  アンちゃん、ジョセフさんにしっかり捕まっとくんだよ。あの電柱荒いからね。」

ポ「聞こえてんぞーAちゃんよー」


ジョセフさんにアンちゃんを任せ承太郎に捕まっとく。
とは言え抱きつく訳にもいかんので袖辺りをつまむ。
ため息をつかれ後ろから首を掴まれた。
お前ももうすこし持つ場所があるだろうというツッコミは飲み込んだ。


ポ「捉えた!あそこのカーブで絶対捕らえてやるぜ!」

ポ「なっ!ばかな!行き止まりだ!」


急いでブレーキを踏みなんとか崖ギリギリで停まったが
...車がいない。前にいたのに見当たらない。
吊り橋があるが車じゃ絶対に渡れないし

ドゴン!

後ろから何かに衝突された。
後ろを振り返ると先ほどの車がエンジンをふかしながら押してくる。
まずいこのままじゃ落とされる。


ポ「もうだめだ!皆車を捨てて逃げるんだ!」

A「ドライバーが先に逃げて、誰が踏ん張るんだこの電柱野郎!!」

ポ「..ご、ご、」

ポ「ごめーーーーーーーーーん!!!」


Oh,Shit...


ブレーキを離したためそのまま押され谷底に落とされた。
このままでは全員潰れておしまいだ。
まぁ別にそれでもいいがアンちゃんがいるからな。


A「どうにかなりませんか!!」

花「法皇の緑!!」

運命の車輪→←気の緩み



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しゃけ(プロフ) - やぁでぅんさん» コメントありがとうございます!少しずつですが更新頑張りますっ!ありがとうございます.ˬ.)" (8月8日 23時) (レス) id: cbf37f5f25 (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - とても面白いです!これからも更新頑張って下さい! (8月7日 14時) (レス) id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゃけ | 作成日時:2023年7月25日 10時

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