気の緩み ページ38
パッパー！
さっき追い越した車が後ろにピッタリくっつきクラクションを鳴らしている。
ポルナレフが強引に追い越したから怒ってるのでは？
フロンドガラスは砂まみれで顔も見えないし。
ジ「先に行かせてやりなさい」
ポ「あぁ。」
窓から手を出し先に行けと合図をする。
追い抜かれる時サイドの窓も見たがフロントガラス同様全く見えない。
譲ったにも関わらずスピードを落とし煽ってくる。
さらに先にいけと合図をされた。
なんなんだ一体。
ただのいけ好かんやつか、もしくは追っ手か。
A「なんなんですかね本当に」
ポ「ほんとだぜ。初めから後ろ走ってろや」
イカれポンチがと言いながら前の車を抜かしていく。
はぁ、なぜ抜かせと言ったか今わかった。
ポ「な、何？！トラックが！」
前方から大型トラックが来ており衝突させようと仕向けられたのだ。
まんまと嵌められたな。
花「だめだ！ぶつかる！」
承「星の白金！」
承太郎が咄嗟にスタープラチナでトラックを殴り
こっちが潰れることはなかった。
車は一回転し着地したのだが
私とアンちゃんはシートベルトをしていなかったため
体が浮きひどく体を打ち付けるところだった。
幸い承太郎とジョセフさんが守ってくれたから助かったものの。
はぁ。この武力男が。
承「どう思う。追手の幽波紋使いだと思うか？」
A「幽波紋らしい攻撃はなかった気がしますが、注意する必要はありますよね。」
ジ「そうじゃな。とにかく用心深く国境へ向かおう。」
幽波紋使いでもそうじゃないにしてもぶちのめす。
そう決めて早く国境を目指すことにした。
とは言えすぐに向かってもまた出くわすかもしれないため
少し走ったところにあった茶屋で休憩をする。
A「アンちゃん、さっき車が横転した時どこも怪我してない？」
アン「うん！大丈夫だったよ！Aちゃんは？」
A「私も支えてもらったからね、無傷だよ。」
とにかくアンちゃんが無事でよかった。
途中で乗ってきたにしろ、幽波紋云々はこの子には関係ないからな。
私が他の幽波紋使いのこと何も知らないのもきつい。
アン「ねぇねぇ、Aちゃんって時々怖い顔するよね。何考えてるの？」
A「え？そうかな？さっきの車のこと考えてたからかな？
怒ったりしていないから大丈夫だよ。」
まさか子供に痛いところをつかれるとは。
最近顔に出やすくなっている。
また気が緩んでいる、問題だなこれは。
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しゃけ(プロフ) - やぁでぅんさん» コメントありがとうございます！少しずつですが更新頑張りますっ！ありがとうございます.ˬ.)" (8月8日 23時) (
レス) id: cbf37f5f25 (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - とても面白いです！これからも更新頑張って下さい！ (8月7日 14時) (レス) id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃけ | 作成日時：2023年7月25日 10時
