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謎の女 ページ33

二人のあとを追っていくとすでにJ・ガイルは始末されていた。
それはもうズタズタに切られていたな。

A「仇、取れたみたいですね。」

ポ「あぁ、妹はもちろんアヴドゥルの分もな。」

これでポルナレフは仇を取り終わったわけだが
このまま私たちと旅を続けるのだろうか。
元々DIOに興味はないと言っていた。
どちらにせよ最終的にはこいつも始末せねばならない。


ホ「待ちな!追ってきたぜ」


あーもう本当にめんどくさいしつこい。
J・ガイルがまだ生きていると思って話しかけてきてやがる。
最後らしく“俺たち”にかかってこいやとか言ってる。

ホ「聞いてるのか?なぁ、J・ガイルの旦那よぉ」

A「聞いていないと思いますよ。多分今頃地獄にいるかと。」

ホ「おいおい冗談きついぜAちゃんよぉ」

A「確か200〜300メートル向こうに死体がありますよ」

ホ「...よし見てくる」


そう言って彼は後方へ走って行った。
嫌なやつじゃなさそうだけどちゃんと敵なんだよなぁ。

ポ「逃げんじゃねぇ!」

ポルナレフが追うので私もついていく。

ボコォ!

A「あ、ジョセフさんに承太郎さん」


ホル・ホースが角を曲がったところで承太郎と鉢合わせたらしく
すぐ殴られた。


ジ「アヴドゥルのことは知っている。
  簡素ではあるが埋葬してきた。」

アヴドゥルさん。
なぜだか私の心は悲しみでいっぱいになっている。
別にこいつらが死のうがどうでもいいし、承太郎を始末するのが目的だし
悲しむ必要なんて...


花「この男の弾丸が直接の死因だが、どうする。」

ポ「俺が判決を言うぜ。
  死刑!!!」

チャリオッツを出しホル・ホースに一撃を入れようとした時
一人の女がポルナレフの邪魔をした。

女「お逃げください!ホル・ホース様!」

ホ「よく言ってくれた!おめぇの気持ちありがたく受け取って生き延びるぜ!」

馬に乗って行ってしまった。
しかしこの女あのホル・ホースのなんなんだ?
事情もよくわからないのに自分のひと回りふた回りも大きい男に
飛びかかるなんて...
ポルナレフは女を引きずってでも追おうとするが逃げられた。

A「その女性、今ので肘を擦りむいています。」

ジ「やつはもう戦う意志はなかった。先を急がねばならん。」


ジョセフさんは女の傷を手当てしながらそう言った。
アヴドゥルはもういない。
伏せ目気味に告げるジョセフさんを見て
ポルナレフも気持ちを切り替えたみたいだ。

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しゃけ(プロフ) - やぁでぅんさん» コメントありがとうございます!少しずつですが更新頑張りますっ!ありがとうございます.ˬ.)" (8月8日 23時) (レス) id: cbf37f5f25 (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - とても面白いです!これからも更新頑張って下さい! (8月7日 14時) (レス) id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゃけ | 作成日時:2023年7月25日 10時

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