血まみれの男性 ページ4
ジ「ホリィ!!ここじゃ!Aさんが目覚めたばかりなんじゃから大きな声を出すんじゃないぞ!」
ホリィさんと言う、髪がブロンドの綺麗な女性。
そしてジョセフさん、あなたの声が一番頭に響きます。
パパということはこの二人は親子。
この部屋の感じ平家っぽいのに外国の方?
ますます謎が...
ホ「あらぁ!目が覚めたのね、よかったわぁ!」
ホ「家の前で倒れていたところを息子が見つけたのよ〜。でも無事でよかったわぁ♪」
まさか家の前で倒れていたなんて
まぁ流石に道端で倒れてる人をわざわざ家まで運ばないか。
いくら家の前であったとはいえ、少し地面で怪我をしたであろう所が
きちんと手当され、綺麗な布団に寝かせてもらい
ホ「Aちゃん?大丈夫かしら?もう少し寝ててもいいのよ?」
こんなに親切にしてもらって...
あんまり長居しては本当に迷惑がかかってしまう。
早くおいとましないと。
A「あの、もう大丈夫です。後日改めてお詫びの品をお持ちします。今日はもう帰ります。」
お二人にそう告げ、部屋を出ようとした時
ホ「あっ!今承太郎ったら、学校で私のこと考えてる〜♪」
ホ「今、息子と心が通じ合った感覚があったわ〜♪」
承太郎??息子...
この家に何人いるのだろうか。
把握しておかないとお詫びの品が変わってくるな...
A「一体何人...」
そう聞こうとした時
承「考えてねえよ....あ?お前目を覚ましたのか。」
A「あっ。はい、倒れていたところを介抱して頂きありがとうございました。」
A「でも明らかにそちらの男性の方が重症ですね。私はもうおいとましますのでよかったらここへ...」
承太郎さんが帰ってきて直接お礼が言えたのはいいが
肩に担がれている人、頭から血を流して明らかにまずいのは見てわかる。
この承太郎さんという方がやったのか?
ホ「ち...血が滴ってるわ。あ...あなたがやったの??」
承「テメェには関係のないことだ。」
承「おい、ジジイこいつを見てやれ。」
ジ「ここだとアレじゃな。場所を変えよう。」
そう言って私とホリィさんは置いてけぼりをくらってしまった。
帰るタイミングは...今か。
...帰る?どこに?私、自分の名前は分かるが何をしていたかとか
ましてや自分がどこに住んでいたかも分からない。
ホ「ごめんなさいね、帰るのよね。見送ることしかできないけど。本当に大丈夫?」
Oh...Shit
どうするか。
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しゃけ(プロフ) - やぁでぅんさん» コメントありがとうございます!少しずつですが更新頑張りますっ!ありがとうございます.ˬ.)" (8月8日 23時) (レス) id: cbf37f5f25 (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - とても面白いです!これからも更新頑張って下さい! (8月7日 14時) (レス) id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃけ | 作成日時:2023年7月25日 10時