歯痒い気持ち ページ30
雨も上がり人もちらほら出てきた。
だがアヴドゥルさんが見当たらない。
もうかなり探していると言うのに一体どこに。
男「おい！あっちで妙な喧嘩してるぞ！」
野次馬たちが集まっている。
もしかしたら！
A「花京院さん！」
花「ああ..!!」
少し足が痛いがそんなことは我慢だ。
急いで声のする方へ行く。
見えた！アヴドゥルさん、それにポルナレフもいる！
マジシャンズレッドを出し戦闘態勢だが
後ろの水たまりから何かが...
A「ま、まずい！！」
その声は届かず
アヴドゥルさんも後ろに気づいていないようで
そのまま何者かに背中を刺されてしまった。
さらに前方から飛んできていた銃弾が
頭に当たってしまった。
頭と背中から血を流し倒れたアヴドゥルさんを
ただ見ることしかできなかった。
いや、足が動かなかったんだ。
あまりの衝撃に。
花「アヴドゥルさん！」
その声にハッとさせられ私も駆けていく。
花京院がアヴドゥルさんを起こし支えるがぐったりしている。
軽い怪我よね...?
少し切れて、弾丸も少し掠っただけ...
何にも心配はない。きっと。
花「アヴドゥルさん、起きてくれ！」
花「クッ...バカな。簡単すぎる。」
ポ「説教好きだからこうなるんだぜ。なんてざまだ。」
花「アヴドゥルさんはお前を心配して...」
ポ「誰が助けてくれと頼んだ。
こう言うやつが足手纏いになるから、
俺は１人でやるのがいいと言ったんだぜ！」
A「言わせておけば..！
あんたほんといい加減に...! あっ..。」
泣いていた。
ただの薄情ものかと思っていたが違った。
自分のせいで死なれるのは心にくる。だから...
？「ま、人生の終わりってのは
大抵の場合あっけない幕切よのお」
ポ「テメェ...」
A「ポルナレフさん！相手の挑発に乗ってはダメです！一旦引きましょう！」
？「おー？誰かと思えば...ふーんそう言うことねぇ。」
A「なんですか貴方は。
私のことを知ったような口振りですね。」
？「俺はホル・ホース。以後お見知り置きを。
お前のことはよぉく知ってるよ。」
DIO様から聞いているのか。
私の正体を明かさないあたり頭の回転が早いな。
申し訳ないが今この現状はこっちの仲間でいる必要がある。
A「私は貴方のことなんて知りません。」
とりあえずはこいつからして敵の位置にいよう。
引くことだけを考えるとする。
今はそれが一番だ。
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しゃけ(プロフ) - やぁでぅんさん» コメントありがとうございます！少しずつですが更新頑張りますっ！ありがとうございます.ˬ.)" (8月8日 23時) (
レス) id: cbf37f5f25 (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - とても面白いです！これからも更新頑張って下さい！ (8月7日 14時) (レス) id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃけ | 作成日時：2023年7月25日 10時
