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魔術師の赤 ページ17

ポ「私の幽波紋には君の技は通じない」


完全に押されている。
既に何箇所か刺されてしまっており次にとどめを刺されてしまう。
ポルナレフさんの騎士道の精神に則り
アヴドゥルさんも秘密を明かしてから攻撃に移ると言う。
やはり何か策があるのだろう。
私たちは信じるしかない。

クロスファイヤーハリケーンにはバリエーションがあるらしい。
分裂させ数体で飛ばすことができるという。
たちまちアヴドゥルさんの周りには炎で立ち込める。
チャリオッツも対抗しポルナレフさんの周りで円陣を組む。


花「死角がない!」


多分はじき返されることはわかっているはず。
二度も同じものを食らうだろうか。
それは向こうも同じではあるが
これはアヴドゥルさんが一枚上手であったな。


ポ「なにっ!?」


ポルナレフさんは炎に包まれ飛ばされた。
一撃目のクロスファイヤーハリケーンで地面に穴をあけており
トンネルを掘っていた。


ア「炎に焼かれて死ぬのは苦しかろう。その短剣で自害するといい。」

A「待って!」

承「おい!A!」


私はポルナレフさんの元へ駆け寄り
上半身だけ起こし額を確認する。


A「やっぱり...承太郎さん、これ...」

承「あぁ。なるほどな。」


スタープラチナが肉の芽を引き抜く。
...だけど。
何よこれ!気持ち悪すぎない!?
こんなの頭についてるとかもうほんとに無理ありえない!


ジ「ふむ、これで肉の芽がなくなって憎めないやつになったわけじゃな」

A「おぉ!上手いです!」

承「花京院、こうこう言うダジャレを言うやつってよ無性に腹が立ってこねぇか」

花「フッ」

ア「さぁ、エジプトへの旅を急ぎましょう」

A「先に行っててください。
  私はポルナレフさんの手当てをしてからすぐに追いつきます。」

花「1人では危なくないですか?」

A「平気です。来なければ先に行ってください。
  港ですよね、すぐ向かいます。」


半ば強引に言ってしまったがまぁ大丈夫だろう。
この人と少し話がしたい。そう思った。
どうして最初に一番近かった私を攻撃しなかったのか
もし女だからと言う理由だとすれば
肉の芽でディオに命令されているから
問答無用で仲間と思われるものは殺すだろう。
肉の芽を埋められていても自分の意思がしっかりしていれば
正常な判断ができるのか。

ポ「う...あ..」

そこの所を聞く必要があるな。

新たな仲間→←敵か味方か



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しゃけ(プロフ) - やぁでぅんさん» コメントありがとうございます!少しずつですが更新頑張りますっ!ありがとうございます.ˬ.)" (8月8日 23時) (レス) id: cbf37f5f25 (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - とても面白いです!これからも更新頑張って下さい! (8月7日 14時) (レス) id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゃけ | 作成日時:2023年7月25日 10時

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