銀の戦車 ページ14
ジ「...と言うわけじゃ。」
A「すみません、少しお手洗いに行ってきますね。」
飛行機でエジプトへ行くのは不可能。
そこで、船をチャーターしマレー半島を回ってインド洋を突っ切る。
そんな上手くいくとは考えられないが、これしか策はない。
どんどん敵も強くなるだろうし気を抜かないように。
そろそろみんなの所に戻ろう。
？「そこのお嬢さん、聞きたいことがあるのですが良いですか？」
目の前には銀髪の大きな男性。
凄く綺麗な目で吸い込まれそうだ。
A「なんでしょう？」
？「私はフランスから来たものなんですが、どうも漢字が難しくてメニューがわからないんです。」
A「すみません。私も日本から来ててイマイチわからないんです。
向こうに一緒に来ている人がいるのでよかったらどうですか？」
？「Merci！助かります！」
私がパパッと教えてあげられたらよかったんだが
機嫌も損ねてないみたいだし大丈夫そうかな。
知らない人を連れてくるなって言われそうだが
その時は...私が体を張って止めるしか...
そう考えたら軽率な行動だったか...
A「お待たせしました。」
ジ「おぉちょうど今注文しようと...誰じゃそいつは？」
A「メニューの漢字が難しいらしく私に聞かれたのですが
あいにく私も分からないのでこちらにお連れしました。」
ジ「そうじゃったか、ならわしに任せなさい」
フランス人の方とジョセフさんの間に座る。
店員さんにあれこれ注文したジョセフさんと私たちの目の前には
カエルの丸焼きになんかよく分からない魚の煮たもの...
とりあえず貝のスープでも...
A「あれ？凄く美味しい...!」
？「おぉ！これは手間暇かけてこさえてありますなぁ
ほらこのニンジン、スターの形、なんか見覚えあるなぁ」
瞬間、場の空気が一気に変わった。
そして私はすぐさまその男から離れようとする。
がしかし腕を掴まれ、いわゆる人質ポジションに置かれた。
花「貴様、新手の！Aさんを離してください！」
？「ふん！」
男性に引っ張られながら見ていると
何やら料理の中から剣らしきものが突き出てきた。
これは...
ジ「幽波紋だ！」
アヴドゥルさんが素早く攻撃するも弾かれてしまう。
？「俺の幽波紋は戦車のカードを持つ『銀の戦車』
そのテーブルに火時計を作った。火が１２時を燃やすまでに
貴様を殺す。」
Oh...Shit
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しゃけ(プロフ) - やぁでぅんさん» コメントありがとうございます！少しずつですが更新頑張りますっ！ありがとうございます.ˬ.)" (8月8日 23時) (
レス) id: cbf37f5f25 (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - とても面白いです！これからも更新頑張って下さい！ (8月7日 14時) (レス) id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃけ | 作成日時：2023年7月25日 10時
