墜落先は香港 ページ13
飛行機が不時着し救命ボートに乗っている私たちは
香港への上陸を余儀なくされた。
服が濡れてしまって少し寒い。
A「ヘックシュ!!」
花「大丈夫ですか?よかったら僕の上」
パサッ
A「へっ?」
承「さみぃならそれ着とけ。ないよりマシだろ。
それに青色のもんが見えてるぜ。」
は??み、見られてた?
し、下着を見られたんだ。
白いブラウスだから透けて見えたんだ。
上着を貸してくれたのはありがたい。
でも見えてたんなら皆教えてくれてもよかっただろう...
言うなら言うでこっそり言ってくれ...
花「ジョジョ、キミってやつは...」
承「あ?見せられてるこっちの身にもなれよ」
A「ふん!」
承「あ!?何すんだこのアマ!いきなり殴りやがって。」
A「えぇえぇ見たくないもん見せてしまいすみませんでしたぁ!
こちらは!お返しして、花京院さん!あなたのお借りしますね!!」
承「ちっ。勝手にしやがれ。」
何を私ムキになってるんだろう。
昔からどうでも良いことを気にするなと言われてきた。
言われたことだけやっていろと。
...昔?昔って?そしてこれは誰に?
やっぱり考えると頭が痛い...
早く、香港に着かないかな。
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ア「...さん、Aさん...起きてください」
A「ハッ!こ、ここは、香港に着いたんですか...?」
ジ「疲れておったのか承太郎と少し揉めた後
船漕いて寝てしまっとったぞ?」
A「すみません。気をつけます。」
もっと気を引き締めないと足手まといになってしまう。
借りていた上着を花京院さんに返し
辺りを警戒しながら皆に着いていく。
ジョセフさんが船を調達すると言って公衆電話で連絡中。
私たちは向かいのお店の前で待機していた。
店主「そこの綺麗なおねーさん!
お粥や点心なんてどうだい?ホットコーラもあるよぉ!」
しかしジョセフさんは一体何者なんだ?
ホリィさんの看病に財団を就かせるなんて...
店主「おねーさん、おねーさんってば!」
花「Aさん、呼ばれていますよ。
お粥や点心、ホットコーラがあるみたいです。」
A「え、あ、私??
でしたらホットコーラを一つ。」
ジ「おーい、お前ら何を食おうとしとるんじゃ?
む?ホットコーラじゃと?コーラは冷たいもんじゃと相場が決まっとるんじゃ!」
ジ「とにかくワシの馴染みの店に行くぞ!」
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しゃけ(プロフ) - やぁでぅんさん» コメントありがとうございます!少しずつですが更新頑張りますっ!ありがとうございます.ˬ.)" (8月8日 23時) (レス) id: cbf37f5f25 (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - とても面白いです!これからも更新頑張って下さい! (8月7日 14時) (レス) id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃけ | 作成日時:2023年7月25日 10時